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ビジネスと、健康に役立つブログです。
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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
ローマ人の物語〈11〉 AP0309 【読書】【書評】
ローマ人の物語〈11〉―終わりの始まりローマ人の物語〈11〉―終わりの始まり
塩野 七生

新潮社 2002-12-11
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『ローマ人の物語〈11〉』

 ローマ人の物語、全15巻の11冊目である。
 この次からが衰退が本格化するので、この巻は、その
 プロローグであり、まさに終わりの始まりなのである。

 哲人皇帝「マルクス・アウレリアス」が指導力を
 発揮するものの、国家の衰退は、帝国全体を少しづつ
 蝕んでいくのですね、残念です。

 著者の塩野七生さんは、この哲人皇帝の評価が低い。
 だからといって、次の皇帝がいいわけでもないんてすが。

 きっとカエサルと比較してのことだと思うんですが、
 彼と比較しては何人もかすんでしまうじゃないですか。

 はあ、あの時代はよかったなあ。物語がはじけてましたよねえ。
 ってことになっちゃいますよね、それをいうと。

 この11巻あたりともなると、読むほうも苦行に近いものが
 あります。見事な建築物が風化して壊れていく・・・。

 

トルコ世界一の親日国 AP0262 【読書】【書評】
トルコ世界一の親日国―危機一髪!イラン在留日本人を救出したトルコ航空トルコ世界一の親日国―危機一髪!イラン在留日本人を救出したトルコ航空

明成社 2010-01
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『トルコ世界一の親日国』
 
 トルコ、ヨーロッパの東端、アジアの西端に位置するイスラム国家で
 ありながら、大の親日家だという。

 1890年に、日本の和歌山は串本町沖でトルコの船が難破、同住民が
 懸命の救助活動をしたことから、好意的な接点が始まる。
 日露戦争でロシアを打ち負かした日本に同じくロシアに苦しめられて
 きたトルコは、畏敬の念すら日本に抱く。

 トルコ建国の父たるアタテュルク大統領が明治天皇を尊敬することを
 公言するなど、遠い国にも関わらず、常に意識してくれていたという
 経緯がある。

 そして本書である。

 イラクのフセイン大統領がイランと対峙し、民間機も打ち落とすと公言
 した際、イランにいた日本人を救助したのが、このトルコなのである。

 すごいのはトルコ人の救助を後回しにしての、日本人救助である。
 日本の航空会社は危険だからといって飛行機を出さなかったのに。

 後日談だが、小泉元総理大臣は、その関係者を招いて叙勲を行った。
 これだけ日本のことを好きな国って大切にしたいですよね。

 フリードマンの100年予測でも日本とトルコが手を組んで覇権を
 広げるとあったりと、特筆すべき流れがあるんだろうと思うんですよ。

 いろいろと知りたい国です。


 お勧め度 ★★★★☆


 
100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図
櫻井 祐子

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グローバル・ヒストリー入門 AP0261 【読書】【書評】
グローバル・ヒストリー入門 (世界史リブレット)グローバル・ヒストリー入門 (世界史リブレット)

山川出版社 2010-02
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『グローバル・ヒストリー入門』

 入門書ということであって、グローバル・ヒストリーの意義について
 書かれた一冊。
 通常伝えられる歴史、誰が天下を取ったかとか、
 誰と誰が戦争したかと話ではなく、人口の推移かと、ペストなどの
 伝搬性の病気がどう人類に影響を与えたかなどに焦点が
 当てられる。

 政治、統治能力を問う従来の歴史認識ではなく、人類が対峙した
 幾多の困難に対して、把握していくということを目的化していく
 歴史である。

 こういった人類の変化については、比較的情報が収集されていない
 ように思う。

 戦時においては、どっちの軍が何万人だとかいう情報はあるが、
 果たして当時の全体の人口は? となると情報がそろっている
 のだろうか。それについて分析されたことはあるのか。

 統計的な情報なしで当時の支配層に問題点を求めるだけでは、
 従来の歴史認識にも影響を及ぼしかねないのではないだろうか。

 政治・経済は、科学的なアプローチができないのは、
 テストができないからだが、そういった意味でも過去の歴史を
 いろいろな角度で評価し、しっかりとケーススタディしていくことは
 重要だ。

 より科学的な分析を過去に対して行う行為ですかね。

 お勧め度 ★★★☆☆


 



 
オスマン帝国500年の平和 AP0257 【読書】【書評】
オスマン帝国500年の平和 (興亡の世界史)オスマン帝国500年の平和 (興亡の世界史)

講談社 2008-10-25
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『オスマン帝国500年の平和』

 ヴェネツィアを苦しめた帝国を知りたくなって読んだ一冊。
 スルタン以外全員奴隷の国家にあって、その強さの秘密とは?

 地理的には、現在のトルコと重なるため、トルコ人の帝国と
 して理解されがちだが、決してトルコ人が支配していたわけではなく、
 イスラム教を中心とした他民族国家であり、スルタン以外の支配層の
 世襲もなく、有能な人材が登用された国家態であることが
 良くわかります。

 当初はスルタン自らが陣頭指揮に立ち、国家運営に直接関与
 し続けましたが、世代が進むにつれ、スルタンは象徴化し、
 官僚が支配します。

 スルタン時代は、世代交代は戦争であり、次のスルタンとなった
 者は兄弟を皆殺しにするという、スルタンにとっても
 過酷な時代でありました。

 それだけ、多民族国家を維持することが困難であったと
 いうことでしょう。
 豊かな中原にあって、いろいろな考え方、民族、宗教があって、
 まとめていこうとする時、これほどまでにも激烈でなければ、
 帝国等実現しないということかもしれません。

 スルタンの持つ財力は、全土から集められてたこともあり、
 あまりにも贅沢を極めたものだと思います。
 表紙の写真を見るだけでもそのすごさが垣間見れます。

 スルタンの奥さんは4000人にも及んだそうですが、
 いったい、どうやって全員に会うのでしょうか。
 妻の数がその権力の象徴であった時代ということでしょう。

 子供達は8~15歳で親元から、奪われるように差し出され、
 英才教育、軍隊入りを果たす。
 全国民がスルタンの奴隷呼ばれ、時に宰相といえど、スルタンに
 バッサリ殺されることも少なくなかったようです。

 ヨーロッパ、エジプト、ロシア、インド、中東などの中間にあって、
 他民族国家を維持するという現実がこのような厳しい統治で
 あったことはあながち、無理からぬことでしょう。

 日本では他民族という意味ではさほど複雑ではなくても
 考え方ではバラバラであることを思うと、統一を得るには、
 時に強権であることも必要かもしれないというように思えます。


 お勧め度 ★★★★☆


  


海の都の物語〈6〉 AP0256 【読書】【書評】
海の都の物語〈6〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)海の都の物語〈6〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)

新潮社 2009-06-27
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『海の都の物語〈6〉』
 
 ヴェネツィア共和国の物語も本巻で終了です。
 地中海の覇権で、その豊かな交易を支えてきたものの、
 オスマン帝国やヨーロッパ各国の進出の中で、長きに渡り
 栄華を誇ったこの国にも終わりがやってきたわけです。

 交易で栄えていた国もいつの間にか工業製品や農作物の上りで
 利益を出すようになっていきます。

 フランスはナポレオンがやってきたとき、ヴェネツィアは、
 陸戦を選ばず、中立を宣言しましたが、聞く耳のないナポレオンに
 征服され、簒奪されてしまいました。

 クレタ島の防衛にあたり、100年の長きにわたって
 戦い続けたヴェネツィアにあって、決して弱くなった
 わけではなかったのでしょうが、周辺国の成長が著しいという
 ことでもあり、時代の中に姿を消す時がやってきました。

 ヴェネツィアを屠ったナポレオンですら、永遠ではありません。

 ヴェネツィアが生き残った1000年もの間、ヴェネツィアは
 ヴェネツィアらしくもあり、常々にも変化を続けていたわけです。

 武力を持ち、財力を持ち、外交を駆使し、情報を集め、多様な
 地中海を見事乗りこなした国家。

 小国であっても見事に荒波を乗りこなせるという、
 美しくもあり、堅実でもあった見事な生き様でありました。

 お勧め度 ★★★★☆

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