ビジネスと、健康に役立つブログです。
  • 07«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »09
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
生物と無生物のあいだ AP0072
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
福岡 伸一

講談社 2007-05-18
売り上げランキング : 133
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る


 『生物と無生物のあいだ』

  極上の科学ミステリー! というだけあって、最先端の科学について、
 非常に解りやすく、詩的で、揺さぶられる秀逸な1冊!

 著者、福岡伸一氏は、京都大学を卒業し、ハーバード大学医学部研究員、
 京大助教授を経て、現在青山学院大学教授というバリバリの理系にも関わらず、
 本書は、文学的であり、そのストーリー性は科学本とは思えぬミストリーで、
 一気読みしてしまう、すばらしい構成力、文章力。

 帯の推薦者も多才な方々が名を連ねておりれます。
 よしもとばなな、幸田真音、高橋源一郎、茂木健一郎、内田樹、竹内薫、
 森達也 各位の推薦文を読むだけでも、ハラハラドキドキ。
 早く読みたくなりませんか?

 私ごときの推薦文では、推薦にならないどころか、逆効果? (泣;>;)。

【目次】
  第1章 ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク
  第2章 アンサング・ヒーロー
  第3章 フォー・レター・ワード
  第4章 シャルガフのパズル
  第5章 サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ
  第6章 ダークサイド・オブ・DNA
  第7章 チャンスは、準備された心に降り立つ
  第8章 原子が秩序を生み出すとき
  第9章 動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)とは何か
  第10章 タンパク質のかすかな口づけ
  第11章 内部の内部は外部である
  第12章 細胞膜のダイナミズム

 【感想】
  最初は、ハイ、これは生物、これは無生物ですという単なる分類と、その理由ぐらいの
 事かと思っていたワタクシ(泣;>;)。 そんな浅はかな本ではございません。

  そうです、重要なのは、線引きをどこでするかという、理解と区別ということですね。
 生物と無生物を一刀両断にする、その考え方、定義とは何か。それがこのミステリーの
 真犯人ということです。

  長年、分子生物学に携わってきた著者は、名探偵のごとく、人生を振り返りながら
 その犯人の足跡を一歩ずつ追い続けます。

  犯人は「自己複製するシステムである」という定義。 
   って、これで、決まりでは? 
  無生物で、これできるヤツいるんでしょうか?

  筆者は、「結論からいって、不十分であると考える」と、しかしながら否定的です。
  ウィルスも確かに、増殖はしていきますが、生命と呼ぶには、生命のダイナミックな
  何かを内包しているとはいえなかったようです。

 生命のダイナミックって?
 
  ココで重要になってくるのが、次の法則。
 平方根の法則= 平均から離れて例外的な振る舞いをする粒子の頻度。
 つまり、粒子100ケある場合は、√100=10ケ 例外が存在するという法則です。
 つまり10%も例外が存在するわけです。この法則は物理の法則であり、

 例外の多い無秩序なものが無生物。反対に誤差が低く秩序のあるものが
 生物という事が言えるかもしれません。

 では、人間のような巨大な生命の場合は、仮に粒子数100000000000000ヶ
 =100兆ヶを有するとした場合、√100兆ヶ=10000000=1000万。比率だと、
 0.00001%が例外的な振る舞いをする粒子となり、誤差比率が格段に下がった
 わけです。
 
 誤差率が下がったために、無秩序が後退し、生命現象が必要とする秩序が
 顔を出してくるのです。

 では、生命現象が必要とする秩序とは、何か。

 それは、「生命とは代謝の持続的変化であり、この変化こそが生命の真の姿である」
 という=「動的平衡」状態を指す(のだそうです)。

 壊れいく自らの細胞を先々と壊していき、代謝を促進しつつ、その外見的な形状の
 変化をもたらさない動的でありながら、平衡した状態。

 読者が、筆者と一緒に分子生物学の歴史の流れに身を置きながら「動的平衡」状態と
 いう言葉にたどり着いたとき、きっと、生命とは、一時の、まるで、台風のような、
 ダイナミックな集合体という事に、驚きと、納得が全身を襲うことと思います。

 この一冊、読んで悔いなし。

 (やっぱり、書ききれなかった(泣;>;)。)


ランキングをチェック読書

関連記事
スポンサーサイト
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 Book experience, 3 reasons.. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。