ビジネスと、健康に役立つブログです。
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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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指輪88―四千年を語る小さな文化遺産たち
指輪88―四千年を語る小さな文化遺産たち
指輪88―四千年を語る小さな文化遺産たち

「指輪88―四千年を語る小さな文化遺産たち」

 橋本貫志さんが蒐集した指輪、88点のコレクションを
 まとめたフルカラーの一冊である。

 橋本貫志さんの経歴は、今でいう東京芸大を卒業し、
 実業家として活動中とある。

 紀元前2000年以降、現代までの指輪が88点もあり、
 指輪だけを集中して見た事がないので(誰でもそうだが)、
 不思議な気分を味わった。

 古い指輪は、製造技術こそ劣っているとはいえ、
 その価値は、計り知れないものがある。

 ただ古いとか、現代人の美的感覚をもってして、石の値段、
 ましてや加工技術の低い高いで、価値が生み出されるわけ
 ではないことを、改めて感じた。

 コレクション中、もっとも古いエジプトの王様が
 付けていたであろう、アメジスト製のスカラベを
 模した指輪などは、死者の再生を願ったものという
 補足が付いていて、その文章と指輪を見比べていると、
 我々は一瞬にして、ピラミッドの奥に眠るファラオの
 棺へと、思いが飛ばされていくのである。

 この指輪を手に触れることが出来れば、
 エジプトの言葉や音楽すら聞こえてきそうな臨場感である。

 指輪の作られた背景にもよるのだが、古い時代のものは
 神への祈り、苦しみからの解放を祈願していた指輪が多い。
 それが現代の指輪ともなると、装飾性やダイヤなどの光沢が
 全面に出てくる。
 骨董価値ということになると、人の思いを指輪からどれだけ
 たくさんくみとれるかどうか、が大切ではないかと思う。
 背景のないただ単に石が大きいだけでは、面白くないのである。

 どの時代のどの場所で誰がつけていたのか、
 誰の手を渡ってきたのかという、補足的な注意書きにこそ、
 指輪の本当の価値を感じてしまう。

 読み手の文化的な知識や想像力があればあるほど、
 過去に思いを馳せる、「時空間の跳躍」は、
 大きくなるものだ。

 私のようにすぐに値段を聞きたくなるような者ですら、
 うっとり、ため息が出るような一冊である。


          AP0533 冊目



 

 
 
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