ビジネスと、健康に役立つブログです。
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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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水木サンの幸福論
水木サンの幸福論 (角川文庫)
水木サンの幸福論 (角川文庫)

 『水木サンの幸福論』

 ゲゲゲの鬼太郎原作者の水木しげるさんの自伝、
 及び、幸福になる7か条が詰まった1冊である。

 第二次大戦で、激戦地ラバウルで戦い、片腕を失う重傷を負い、
 日本に帰ってきてもなかなか定職につけず、フラフラしながら、
 ようやく、マンガを描く生活に没頭しても貧困生活、
 結婚と子供の育児など、生活はますます厳しくなるばかり。

 傍から見る分には、なんとも惨めな生活だなあと思って
 しまうものなのだが、本人はいたって一生懸命で、深く悩んで
 しまうこともなく、かといって、無感覚なバカということでも
 決してない。必死で弾薬から逃げるさなかにも、どこかのんびり
 しているような、どこか自分を達観して見下ろしているような
 距離感があったりと、不器用な自分を十分に受け入れて、
 出来る範囲で、出来ることをしようという水木さんの考えが
 よくわかる一冊である。

 今の時代と正反対で、なんでもそこそこできる器用さが無い分、
 コツコツ続けることが出来たのかという思いと、辛いことも
 何かしら楽しみを見出してしまう水木さんのおかしさが
 見えてくる。

 それは、運命というものに抗う力のない、人間の限界を
 すばやく見極めていながら、折角の命なんだから、どんなときも
 楽しんでやれ、という、地獄みたさの好奇心なのかもしれない。

 水木サン 幸福の7か条
 1.成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
 2.しないではいられないことをし続けなさい。
 3.他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
 4.好きの力を信じる。
 5.才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
 6.なまけ者になりなさい。
 7.目に見えない世界を信じる。

 水木さんの幸福論には、無我夢中に没頭することの必要性が
 語られているように感じられる。ひたすらにマンガを描く。
 それ以外に出来ることもないし、表現の方法がない。ならば
 黙って続けるだけなのだという・・・。

 水木さんは、自分がたまたま成功したに過ぎず、
 いつ生活できなくなってもおかしくないと考えていた、
 というよりも、生活することにゴールを設定していないようでも
 ある。不器用な生き方であり、死に方なのかもしれない。
 そんなことができるのも、戦場で死を間近に感じたことが、
 長生きよりも、自分の楽しさを表現できる世界に打ち込むことが
 重要だと気付かせたのかもしれない。

 自分の作品に、自分が没頭できるからこそ、他人さまも引き付けられる
 だけの魅力が、鬼太郎達に命を吹き込んだのだろう。

 今の日本は、いい学校に入って、いい会社に入って、家族を持って
 年金もらって・・・という構成が、レールのようになっていて、
 誰もがそこから踏み外さないことに汲々としている、
 そして何人かは転げ落ちているような時代なだけに、
 オリジナリティで戦ってきた生き方というのは、参考になるという
 か、可能性や生き方の幅、社会の豊かさ、多様性といった意味でも
 価値のある人生だと思う。

 新しいビジネス書としての観点からも、メンタルを補強するための
 自己啓発としても、世に残る魅力的な作品を生み出す作家の自伝という
 意味からも一読して損はしない一冊である。


 
                      AP0512



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[] 2012/08/28(火) 15:10 [編集]

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