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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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【読書】 本の活用術 資本主義を読み解く
功利主義者の読書術
功利主義者の読書術

「資本主義の本質とは何か」


 著者は、よく本文中に「内在的論理」という言葉を使う。著者にとっては、当たり前の言葉のようだが、私には何のことかよく飲み込めずにいた。個人個人が持っている論理展開という意味だろうと思う。内在的論理を理解すること、つまりは、本に書かれている文字面だけを飲み込むのではなく、どうしてそんな文書を書くにいたったのかという仕組みをも考えていく必要があるということだと思う。

 さて、第一章は、カール・マルクスの「資本論」が取り上げられる。私は「資本論」を読んでいないので、佐藤優氏の言っていることが正しいのか、間違えているのかは分からない。「資本論」を理解するために、この一章を活用するのみである。

 佐藤優氏がいうには、マルクスは資本主義システムを冷静に見つめる観察者としての魂、共産主義的共同体の構築を望む革命家として魂、この2つの魂を「資本論」上で論理展開するがために、「資本論」は分かり辛いとした。

 マルクスが資本主義を理解し、それを嫌ったのは、資本主義が持つ限界や害毒を十分に理解していたからである。その限界と害毒とは何か。資本主義は格差を拡大させる。新自由主義の本質は純粋な資本主義であり、資本主義の内在的論理の限界を理解しないエリートは、滅茶苦茶な行動、つまり、資本主義が人間を疎外するシステムであることを理解せず、手放しに新自由主義的な規制緩和を礼賛する。行き着く先は、ナチズムやファシズムだと喝破する。

 小泉改革によって日本は、格差社会を飛び越え、貧困層が拡大した。資本主義としての機能は失われておらず、資本主義的な合理的思想においては最適解を見事に実現したこととなる。だが、それで幸せは拡大したのだろうかと考えていくと、資本主義が正しかったのかという問いに戻ってしまう。

 資本主義は強力で今では唯一の社会基盤であるがごとき評価だが、そのシステムは、恐慌や不況を景気循環として内包する、未完成のシステムであり、そのことを無自覚に、最適解を求めるがごとく、目先の利益を追うことは、破綻を早める行動になることを知らずにいる怖さが良く伝わってきた。

 「資本論」をよく理解するために、佐藤優氏が提示した「一冊」は、マンガである。

 明日に続く。









 
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