ビジネスと、健康に役立つブログです。
  • 04«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »06
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【救出】 わが心の魂の救出
第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)
第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)
 
 
 映画の予告で本書のことを知り、一気読み。


第九軍団のワシ 公式サイト
http://washi-movie.com/index.html


 紀元120年、イングランド本島で繰り広げられたローマ軍を象徴するワシの旗印を巡る冒険譚だ。ローマ軍団の魂と言うべきワシの旗印を奪還するために一人の青年が立ち上がる。彼もまた軍人であり、失意の底でもがき苦しむ翼のないワシの一人である。

 大雑把に要約してしまうと本書は、己の信じる義のために命を投げ打つ青年の物語ではある。少年文庫なのだが、しっかりした作りで、大人も飽きさせない、素晴らしい出来栄えだ。
 金におぼれず、酒におぼれず、女におぼれず、ずるもせず。
 おっさんには面白くないと言えば、そうでもない。一周廻って、すべてを知り尽くしたオヤジだからこそ、ホントに大切なものを追い求めたいという気持ちが、うずくものだ。しがらみを投げ打って守るべき何か、それは誰しも持っているのだ。ローマ軍人にとってはそれが、ワシ なのである。

 ローマ時代に始まったイングランド征服だが、ローマはそれを達成せずに滅亡してしまう。ドイツやイギリスでは、本土イタリアに並んで、ローマ研究が盛んな国なのだそうだ。どちらの国も完全にはローマに征服されていない。ローマと敵対し、また仲間となり、あるいは征服され、恐れた国家として対峙したことが、内からでもなく外からでもなく、ローマを見る視点を一つに出来ないからこそ、逆にローマへの哀愁として昇華した結果が、ローマを追い求める、研究したいという思いにつながったのかもしれない。

 ワシは、ローマを出て、イギリスを経て、今ではアメリカの国章ともなっている。ワシは力強さ、秩序を象徴し、ローマ時代から国家を守る者の象徴であり続けた。その精神は今でも受け継がれているのだろう。震災の折は、我が日本もワシに救われもした。

 古代イギリスと、文明国家ローマを隔てるハドリアヌスの壁の向こうには、一体何が待ち受けているのか。

 宮崎駿も映画原作にしたいと言わしめた一冊である。見過ごす手はない。


          AP0495


関連記事
スポンサーサイト
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 Book experience, 3 reasons.. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。