ビジネスと、健康に役立つブログです。
  • 05«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »07
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【男の弱点】 彼でも打ち勝てないのに、私には無理です。
哲人たちはいかにして色欲と闘ってきたのか
哲人たちはいかにして色欲と闘ってきたのかサイモン・ブラックバーン 屋代通子

築地書館 2011-07-01
売り上げランキング : 420847

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
聖書男(バイブルマン)  現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記 アフリカ人の悪口 意識は実在しない 心・知覚・自由 (講談社選書メチエ) ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書) 友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学



 世の中には色々なルールがある。例えば人を殺してはいけない。つまり、我々には人を殺す力があるにも関わらず、その力を行使してはいけないという意味である。ではこれはどうだろうか。太陽の火を吹き消してはいけない。とある国では第999条になっいてるとかいないとか、いやいや、あるはずがない。つまりは、そんなことが出来る人間はいないからだ。

 結婚式ともなると、永久の愛を誓うことになるのだが、それは、結局、人間には誓いを破って愛を踏みにじる力があるということである。間違えないでいただきたいのは、愛は踏みにじっても良いということが言いたいわけではない。

 人間とは理想を大きな声で叫ぶくせに、いざというときに、心が折れて、禁止事項の壁をひょいひょいと乗り越えてしまう。だから、人間の物語が面白くもあり、悲しくもあるのだろう。

「この物語は13世紀ノルマンディーの詩人アンリ・ダンデリが編んだ詩で、側女フィリスにうつつを抜かしていたアレクサンドロス大王が、師アリストテレスに諭されてフィリスを遠ざけることを決める。ただ大王は、自分は師のすすめでお前を遠ざけるのだとフィリスに告げた。するとフィリスはアリストテレスに復讐を誓い、アリストテレスの書斎のまわりで歌ったり踊ったり、「髪はほつれ、足は素足、帯はほどけて」騒ぎはじめた。ついにアリストテレスは籠絡され、窓の外にいるフィリスを捕まえて情欲を打ち明けた。
 彼女はアリストテレスの女になることを承諾したが、条件をつけた。馬になって自分を乗せ、庭中を歩きまわってほしいと言ったのだ。恋に目のくらんだアリストテレスはフィリスの言いなりになったが、その前にフィリスにアレクサンドロス大王を呼んでもらい、自分の醜態を見てもらった。
「師よ、これはどうしたことか」と問いただす大王に、アリストテレスは、自分のような知の権化でもこうして色欲に支配されてしまうのだから、アレクサンドロスのような未熟な若者は倍も用心してかからなければならない、と説いてきかせたという」


 ・・・最近、局部を切り取られた男性の死体が見つかったそうだ。てっきり、阿部定事件を彷彿とさせるだけに女性が犯人ではないかと思われていたが、ここに来て自殺という話だそうだ。自殺した彼のように覚せい剤を使用しさえすれば、色欲という大罪とも縁が切れるかもしれないが、この世とも縁が切れてしまうのは困りものである。

 できるから何でもしていいわけではない。金を持っているからといって何にでも金を使ってもいいという訳でもなければ、何も買わずに溜め込むことも、よくないことだ。
 色欲におぼれることは良くないが、おぼれてしまうのが男である。おぼれた男に厳しく、とことん追求することも女の権利としてはあるのだが、その力を行使せずに、許してやることの大切なことだ。

 偉大なるアレクサンドロス大王は、結局、この人間臭い師アリストテレスを許したそうだ。

 哲人と色欲。混ざりそうもない2つが出会う、この一つの逸話を聞くだけでも、本書は実に面白い一冊である。



         AP0477




 
関連記事
スポンサーサイト
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 Book experience, 3 reasons.. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。