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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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端役でしかない、徳川家康。
 最近の漫画は、無名の人物を扱ったものが多い。

 ヒストリエのエウメネスは、アレキサンダーの一臣下であり、キングダムの信もまた、秦の始皇帝の一武将でしかない。にもかかわらず、現在の作家達がこのような居たのか、居なかった程度の人物に焦点を当てなければならないのは、どういうことか。
 それは、過去の作家達が、メジャーな武将を書きつくしたことにあるかもしれない。今の作家がどうがんばっても、過去の偉大とされる作家たちと対比されることからは逃げられないし、大体が調査もされつくされて史実として固まった一生は、創作する余地もない。
 そうなると必然的に、メジャー武将は避けねばならない。

 へうげものの古田織部重然は、戦国時代の大武将達に比べれば、端役といっても過言ではない。
 物語の面白さは、領土とか天下を取ったような話が大きければ良いというものではない、ようは面白いかどうかというところにいきつく。茶道と武家の道で思い悩む織部の面白さの舞台では、徳川家康は単なる端役でしかないのだろう。

 山岡荘八がこの徳川家康を描いた時代は、徳川家康の評価はよくなかった。明治大正昭和と時代を突き進んだ日本を肯定するために、歪められた徳川幕府への偏見がなかったとはいえない。そんな時代背景の中、戦乱の世を治めた徳川家康を取り上げ、過度に否定させた価値観を打ち破った本作品は、人々に大いに受け入れられることとなった。
 その様は今の漫画の主人公達となんら変わりはしない。
 
 どんな作家も、主人公を通じて、作家自身の特長、視点をアピールするものだ。作家にとっては、時代の覇者、徳川家康といえど、信長といえど、ただの一人の役者でしかない。彼らをして何を伝えようというのか。

 山岡荘八という作家は、徳川家康を淀殿にぶつけて、何を成そうというのか。スケベ根性で淀殿にフラレタから、大阪城を攻め落とすのか。それでもいい。天下国家を語って世の平定を願う神仏と成すのか。

 「徳川家康」とは、時代を読む歴史小説ではなく、作者と、読者たる私のせめぎ合いなのである。

 橋下政権樹立の大阪に都が出来たとき、江戸と大坂が合い並び立つことなどありえるのか。その解はここにあるかもしれない。豊臣と徳川が並び立たぬものを。
 人は血を見ないことには活気づかぬように出来ているやもしれません。

 
              AP0443


徳川家康(20) (山岡荘八歴史文庫)
山岡 荘八

徳川家康(20) (山岡荘八歴史文庫)
徳川家康(19) (山岡荘八歴史文庫) 徳川家康(21) (山岡荘八歴史文庫) 徳川家康(18) (山岡荘八歴史文庫) 徳川家康(17) (山岡荘八歴史文庫) 徳川家康(22) (山岡荘八歴史文庫)
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