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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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日本を立て直す3つの方法
真の保守とは何か (PHP新書)
真の保守とは何か (PHP新書)


 著者は、駐サウジアラビア、駐イエメンの大使を勤め
 された、岡崎久彦氏である、御歳81歳。
 
 本書は文芸春秋、正論、各種新聞などに掲載された記事を
 まとめたもので、2007年4月から2010年7月
 までの政治に関する意見が述べられた一冊だ。

 2007年当時は安倍晋三氏が総理であり、福田総理、
 麻生総理、鳩山総理、菅総理と歴史的転換期でもあったが、
 当時から問題視されていた外交、経済、憲法、軍事などの
 問題は新政権、民主党に移行してもなんら解決される
 ことなく、今では議論されていない現状がうかがえる。

 六カ国協議、普天間問題、中国、韓国との領土問題たるや
 暗澹たる状況である。

 これからの日本をどうしていくのか。
 
 そのヒントを次の3点で、読み解きたい。

 ①外交から組み立てなおす。

もう十年以上前になるが中国が東シナ海に進出
し出してきたころ、私は、日本が本気を出せば中国海空軍などは
鎧袖一触であり、日本は眠れる獅子なのだから、徴発すべきでは
ない、と中国に警告したことがある。それから十年日本は眠り続け
中国の軍事力は躍進した。もう、東シナ海のバランスで日本優位は
過去のこととなった。中国が制海、制空の絶対優勢を持つのも
時間の問題であろう。



 このような状況を理解している日本人がいったいどの程度
 いるのだろうか。これは一例でしかない。
 まず、我々がしなければならないことは、外に目を向け、
 隣人達の話を良く聞き、何をしようとしているのかを
 理解することだろう。

 ②日米同盟を再構築する。

平和はバランス・オブ・パワーの上に立ち、
それを支えているのは軍事同盟である。もし、日英同盟が持続
され、フランスの安全が米英で保障されていれば、第二次大戦が
避けられた可能性は大きい。同盟を失った第一次大戦後の世界は、
モンロー主義を持つ米国と英帝国を持つ英国以外は、誰も安全を
保障されない、弱肉強食のジャングルとなってしまった。



 軍事力なくして、平和など訪れない。
 軍事力だけがあっても、同盟国がいなければ、孤立する。

 7つの海を支配している唯一の国は米国であり、
 日本は戦後もっともすぐれたパートナーであり続けた。
 米国の減速は、日本の減速であり、憲法改正から
 自らの意思を表明し、強い絆を構築しなければならない。

 ③保守主義、自由主義の理念に立ち返り、
  歴史の再認識が必要となる。


バークによれば、保守主義とは、祖先から受け継いだ
伝統的な知恵を尊重し、それを子孫に伝えていく哲学である。
その裏には、人間は多くの間違いを犯す不完全な存在であり、
人間の知力などというものは矮小で欠陥だらけのものであるとして、
人間の浅知恵への過信を根源的に危険視する謙虚な人間観がある。


実は菅内閣成立の報を聞いたときは、日本の
保守派の背筋に戦慄が走った。日本で最初の左翼内閣ができると
思ったからである。
民主党内閣はもともと左翼的リベラル的色彩の強い政権であるが、
鳩山総理、小沢幹事長の経歴背景はとうてい左翼とは言えなかった。
しかし、菅内閣では、総理、官房長官、幹事長いずれも過去の言動
をたどれば筋金入りの左翼である。



 自民党55年体制を打破しても、やってきたのは、左翼である。
 我々は、世界と対峙し、弱い国であることを良しとしない。

 そのためには、規制をなくし、自由競争と歴史観を持ち、
 前進していく必要があるだ。
 まずは一人一人が考え、議論し、覚悟を決めねばならない。
 安心、安全だけが国家の生きる道ではない。

                            AP0415



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