ビジネスと、健康に役立つブログです。
  • 07«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »09
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
第三帝国の興亡〈1〉 AP0397 【読書】【書評】
第三帝国の興亡〈1〉アドルフ・ヒトラーの台頭
第三帝国の興亡〈1〉アドルフ・ヒトラーの台頭

『第三帝国の興亡〈1〉』

 「1933年、その男が首相に就任した日、世界の運命は定まった」

 おどろおどろしい帯の台詞から始まる本書は、
 ドイツ、第三帝国、ナチス、ヒトラーの帝国のノンフィクションである。

 著者は、1904年シカゴ生まれのジャーナリストで、
 1940年までヨーロッパで間近にナチスの動向を観察した人である。
 1960年に本書は全米図書賞を受賞している。

 戦後世代の小生が理解するのは、ヒトラーは極悪人であり、
 強制収容所などで罪無き人々を苦しめ、殺した犯罪者である。
 
 第二次世界大戦の悪の枢軸であり、残念ながら、日本の同盟国
 でもあったのだ。

 人類の有史以来、我々は幾多の独裁者、帝国、議員制民主主義を
 国家の中枢に据えてきたが、ヒトラーは典型的な独裁者であり、
 世が世なら、あるいは、戦況を有利に終結することができれば、
 英雄とされていたかもしれない。

 だが、世界は彼を受け入れなかったことも、また事実である。
 彼の掲げたドイツ民族こそ優秀であるとする、民族主義、国粋主義は、
 他民族や他国民の存在を許さないところをよりどころとし、
 孤立化は避けられなかった。

 かつての歴史では、他国民を奴隷化して成り立った時代も
 あったかもしれないが、20世紀ともなってそれは前時代的な
 ものでしかなかった。

 日本には、ヒトラーのような個人が浮き彫りとなる大戦ではなかったが、
 この時のドイツとの共通点は、排他的、非寛容の精神ではないかと
 思う。自国民こそ優秀であり、他民族は支配させるのが相応しい
 とする考え方。

 世界の中で孤立し、破滅の道を歩まざるをえなかったのだろう。

 本巻は、ヒトラーの台頭がメインである。
 驚くべきは、彼は民主的な方法で選ばれた首相であったことなのだ。
 国民が彼のような独裁的、排他的、国粋的なリーダーを必要と
 していたのである。

 その結果を知れば、誰も彼をリーダーとしなかったはずが、
 その始まりにおいては、輝かしく、見えたのである。

 独裁者としてのメリットはなんなのか。
 即断即決の迅速性かもしれない。時に正しい方法をゆっくり行うよりも、
 多少悪くとも即実行する方が良い結果を伴う。
 
 アメリカなどは、大統領による即断即決と、議会制による熟慮を
 うまく組み込んだ体制といえる。翻って日本では即断即決する
 ポジションがない。

 緊急時には弱いといえるかもしれないのが、日本である。
 それは戦前から脈々と流れる日本の不思議でもある。

 時にムッソリーニが独裁者としてイタリアを率い、一時的なのか、
 見事な復活を演じたことが、ドイツ国民が民主主義を放棄し、 
 時代を揺り返し、独裁を受け入れた意味なのかもしれない。

 第三帝国が見本としたローマ帝国は、征服した国民を広く受け入れ、
 2世代もすると国会議員になれたそうだ。
 寛容と非寛容によるところにおいて、ドイツ第三帝国は、ローマ帝国とは
 まったく違ったものとして誕生したのである。

関連記事
スポンサーサイト
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 Book experience, 3 reasons.. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。