ビジネスと、健康に役立つブログです。
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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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バタス――刑務所の掟 AP0289 【読書】【書評】
バタス――刑務所の掟バタス――刑務所の掟
藤野 眞功

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『バタス――刑務所の掟』

 フィリピンの刑務所に収監させた日本人の実話である。
 生き残るだけでも大変なところをプリズンキングにまで
 上りつめた凄腕な人物の物語である。

 日本の刑務所を想像していては、この主人公のすごさが
 わからない。
 
 まず、刑務所内が無法地帯で、殺人、強盗、暴力が
 行われている。
 ギャングがいて、派閥がいくつかあり、抗争は日常である。
 刑務間も犯罪に手を染めている。
 
 そこに収監されているのは、当然、娑婆(一般社会)で
 犯罪を起こして有罪を受けた一種のゴロツキであり、
 凶暴な選抜メンバーであるのだ。

 そんな中に掘り込まれながら、現地人の中に溶け込み、
 実力を認められて、ギャングのコマンダー(ボス)にまで
 上り詰めた。

 一般社会でも旅行業界で成功した人物ということもあり、
 刑務所内で自然に行われていたギャングの仕事、といっても
 現金収入を得るための民芸品製造などであるが、自分なりに
 工夫を重ねて、十分な収入を得ていくのだ。

 刑務所内でマリファナを売買したりと、ビジネスでの成功が
 彼の出世の要素なのかもしれないが、やはり、彼の人としての
 器が重要なことなのだと思う。

 度胸、知恵、行動、人との付き合い方。犯罪者の中にあってこその
 互いの信頼感や友情。

 正直、彼のことを好きになることはできない。
 やっていることがひどいからだ。
 しかし、その環境なら仕方あるまいと感じるものがあった。
 
 仕事はどこにいっても必要なんだね、それが刑務所であっても。
 そして仕事が人そのものになるんだという気がした。

 国境って絶対必要だと思った。
 フィリピンの事を刑務所を通じて決め付けることはできないと思うが、
 やはり日本とは違うと思う。
 常識が余りにかけ離れている国同士、人同士を国境で分けることは
 お互いに必要だと思う。
 
 それをひとつのルールで縛ることは、お互い、息苦しい。

 そういう意味で、国防は絶対必要である。
 最終的には、暴力でしか排除できない世界はある。

 この刑務所の話は、人間社会の縮図でもあると思う。
 日本の一般的な社会では、ここまで生きるか死ぬかで、
 やるかやられるかはないかもしれないが、根源的には
 同じことだと思う。

 それだけに日本の社会は本質が見えづらく、
 本能に働きかけないがゆえに、覇気がない、
 ように見えるのかもしれない。

 高度な社会でいきるからこそ、極限の環境を知る、
 そのことがこの本を読むことで できると思う。


 お勧め度 ★★★★☆


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