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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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組織の不条理 AP0168
組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

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『組織の不条理

 第二次世界大戦時の日本軍の行動を元に、従来考えられていた説に反して、人間が合理的であればあるほど、結果的に不条理にいたるということを証明した一冊。

 印象に残ったのは、人間はすべての知り正しく決断できる「完全合理性」を有する存在ではなく、部分的な情報しか知りえず常に正しい判断を下せないとする「限定合理性」を有する存在だとすること。完全合理的だと信じられる組織は、中央集権的に物事を一部のエリート?が判断しようとし、現場の状況が不条理に至る、という点。

 反面人間を「限定合理的」と不完全であることを認めた場合、人はいろいろな人の意見を聞き、批判的な環境を有することで、間違いを常に修正することができる。

 もう一つ印象に残ったのは、日本軍が時に勝ち目のない戦いの中で善戦していたり、現地の人々に好意的に受け止めていたという事実に触れることができたことだ。
 
 戦争全体としては、よくない結果ではあったが、拾ったものは大きかったのだと思えたことは、自分のアイデンティティに自信を持てたといえる一冊である。

 民主党に政権が交代し、賛否両論が渦巻いているが、中央集権に至らず、ぜひ批判的な精神を受け止めて、自己の不完全を補いながら、日本をもっと良くしていただきたいと感じた次第。


≪≪今日のチェックポイント≫≫

「人間が合理性を追求すると、結果的に非効率や不正に導かれてしまう不条理が発生するメカニズムを理論的に説明する」

「組織が不条理に導かれ淘汰される場合と不条理を回避し進化する場合に分けられることを明らかにする」

エージェンシー理論・・・依頼人と代理人の利害は一致しない。代理人は依頼人が望むように行動するとは限らない」
取引コスト理論では、すべての人間は限定合理的であり、しかも人間は相手の不備につけ込んで悪徳的に自己利害を追求する機会主義的傾向がある」
所有権理論では、財の所有関係の不明確さがもたらす資源の非効率な利用の問題が分析される」

取引コスト理論・・・このように、限定合理性の観点からすれば、ガダルカナル戦での日本陸軍の不条理な白兵突撃戦術へのこだわりは、実は人間の非合理性が生み出した行動ではなく、むしろ当時の状況から推測すれば、そのような行動は合理的だったのである。このような人間の合理性が夜襲による白兵突撃のようなまったく非効率でナンセンスな戦術に日本陸軍をロックインさせ、多くの犠牲と悲劇を生み出したのである。ガダルカナル島は、こうした人間の合理性が生み出した最悪の戦場だったのである」

エージェンシー理論・・・こうして、インパール作戦の反対者は淘汰され、様々な個人的政治的利害を追及する人々が生き残り、非効率な資源配分をもたらすインパール作戦実地が合理的に承認されるというアドバースセレクション現象、つまり逆淘汰現象が日本軍に発生したのである。かくして、昭和19年1月17日、大本営は、成功する見込みのまったくないインパール作戦の決行を承認したのである」

「奇妙なことに、このような軍事独裁政治は、ほとんど皆無といっていいほど成功していない」

所有権理論・・・これに対して、軍中央からの批判を押し切って、後者の統治を進めたのは、今村均第16軍司令官である。彼は、ジャワ住民や捕虜に自主性をもたせるために、先に説明したように、文化、農業、工業、教育、そして政治において様々な権利を認め、多大な投資を行った。そして、これによってインドネシア住民や捕虜の活動によって生み出されるプラス・マイナス効果は、ある程度彼らに帰属された。それゆえ、住民や捕虜は、できるだけマイナス効果を避け、プラス効果を得るように日本軍に協力して活動したのである」


 お勧め度 ★★★★★



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