ビジネスと、健康に役立つブログです。
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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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芸術起業論 AP0155
芸術起業論芸術起業論

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 『芸術起業論』

 面白い。もはやこれは、芸術論ではなく、中小企業のオヤジ社長の成金成功術である。
 道を切り開いた者だけが語るものすごいパワフルな物語であり、大戦略である。

 適切な質問ができた瞬間、彼は見事に道を切り開いた。
 
 芸術で食っていく。

 彼は、結果的に、それ以上の道を見つけてしまったが。
 
 適切な質問。適切な質問とはなんだったのか。

 「なぜ、ここまで、日本人アーティストは、片手で数えるほどしか世界で通用しなかったのでしょうか」

 しかし、この著者はよくしゃべる。話が面白い上、よく考え抜かれている。分析もすばらしいし、自分が成功した仕掛けを理解している。弟子を取ってそれぞれ見事の成功させているというから、確信犯であることは間違いない。

 十分な富を得て、芸術家としての評価も揺るがない。通常、このような人間的なステージに上がった人は、宗教とか、世界救済、ボランティアなんかに目を向けたりするが、まだまだ、戦場から離れるほど老いぼれてはいないのだろう。リアルな、シビアな、現実と、戦略の立て方を余すところなく? 伝えてくれている。故に面白い。第一線でここまで、冷静に、熱く、具体的にかかれた本も珍しいのではないか、と思えるほどに。
 
 芸術論ではなく、芸術 「起業」 論というだけあって、目指すところは、収益である。具体的な金額ではない。ビジネスとしての評価。

 それが日本の芸術に携わる人にとっては、腹が立つところだろう。美しさではない、大衆迎合的なところが。しかし、欧米の芸術はさほどに安っぽくはないのだ。

 ビジネスということであれば、業界の流れを理解することができれば、ど素人でも参入できるかといえばそうではないだろう。しかし、芸術が知的ゲームの要素が高いということであれば、芸術的なスキルのある者と、知的ゲームの得意な者が組んで戦うことも可能だろう。

 そういった分業体制についても、著者は実験済み。彼の言動を聞いていると、まるで、レオナルドダビンチの工房でも見ているようである。「村上隆」というブランドを作り上げる工房。

 戦術面では、筆者は東京芸大でトップ2まで上り詰めており、自信満々である。だからまったく戦術面に関しては記載がない。だからどんな業界で戦っている人にも通じる物がある。

 どんなステージにいる人も、一読して損などしない1冊。

 
≪≪今日のチェックポイント≫≫
「単純です。欧米の芸術の世界のルールをふまえていなかったからなのです。欧米の芸術の世界は、確固たる不文律が存在しており、ガチガチに整備されております」

「自分自身のドロドロした部分を見つけなければ、世界に認められる作品なんてできません」
「あとはもう長期戦を覚悟すべきです」

「なぜ私の作品は1億円で売れたのか・・・そういうあからさまなことをやり、周囲から嫌われていくけど、嫌われる張本人にすれば「身も蓋もないことをやったもの勝ち」だということは、もう、はっきりとわかってやっているのです」

欧米では芸術にいわゆる日本的な、曖昧な色がきれい・・・的な感動は求められていません。知的な「しかけ」や「ゲーム」を楽しむ」というのが、芸術に対する基本的な姿勢なのです」

「日本では好き嫌いで芸術作品を見る人が大半ですが、これは危険な態度です。主観だけで判断するなら、目の前にある作品の真価は無に等しくなってしまいます」

「しかし現代芸術の評価の基準は、「概念の創造」ですから、言葉を重視しなければなりません」

お勧め度 ★★★★★
 

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