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本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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 『職業”振り込め詐欺”』


 アルファブロガー、子飼弾氏のサイトでも書評されているので、早速小生も読了した。
 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51304716.html

 弾氏は振り込め詐欺は、「現代社会の歪みを映し出す鏡」ではないと主張されているが、小生にはこの事件は、やはり、時代を映す鏡だと思う。
 尾上 縫氏が起こした詐欺事件?では、銀行の貸付総額は2兆3000億円にものぼったというが、この事件は、バブル時代のお金の余り具合が如何にすごいかを物語る、時代の鏡だと思う。
 
 弾氏のいう、武富士の息子などは合法的に金をあれだけ溜め込んだという話。
 何も事件だけが時代を映したりしない、それ以外にも時代を表現するものはあるという点。
 息子がどうかということは知らないが、本当の悪党は合法的に人から金を巻き上げるものだというのも一理あると思う。しかしやはり当時の事件を振り返ればその時代を見つめなおすことができるのではないか。

 犯罪者も生まれながらに犯罪者の場合とそうでない場合があると思う。前者はいつの時代でも一定の割合で発生するものとして、ここでは議論しない。
 後者のもともと犯罪者ではない人々は、環境に影響されて犯罪に手を染める。つまり、必要がなければ犯罪者にはならないし、必要があれば犯罪者になる。
 
 景気が悪くなると失業者が増えるのと相関して犯罪者は増える。これはマズローの要求段階説の下に下がっていく状況であり、食うに困れば警察に捕まるリスクを取って何でもするというのが、人間本来の素直な姿ではないかと思う。

 ATMは1980年代にはすでにあったし、携帯電話は1990年代には使われ始めている。ではなぜ、この時代に振り込め詐欺は発生しなかったのか。理由は、老人老人でなく、老人は富裕層でもなんでもなかったからではないのか。多くの若者も犯罪に手を染める必要性もなかった。

 振り込め詐欺という犯罪自体が依然として開発されていなかったケースも考えられるし、すでに振り込め詐欺があったかもしれないが、時代を映すほどには犯罪規模は大きくはなかったのかもしれない。実際ATMを使ったキャッシュカード詐欺事件も多数あった。犯罪に手を染める若者も次から次ということもなかっただろう。

 ソマリア沖では多くの海賊が商船を襲うなどの被害が問題視されているが、ソマリアの無政府状態という背景があって、今までとは違うニュースとなる。

 昨今の振り込め詐欺という問題の背景には何があったのか。特徴があるやなしやは、本書が指摘するようにパターンがしっかり見て取れるのではないか。つまり、時代を映す鏡ではないかと。

 では今回の振り込め詐欺の背景とは何か、その特徴とはなにかということになるが、電話一本で高額なお金を簡単に振り込む老人、財産を持つ老人、高失業率の若者、生きることに困る若者、犯罪に手を染める若者、格差社会、詐欺の手口が希薄な親子関係を利用しているというのはいえると思う。

 この詐欺の手口が誰でもできるという事ではなく、老人若者という構図は、持つ者対持たざる者、高度成長期対成熟期、年金生活者対年金納付者、などという今の日本が抱える問題点に合致するのではないか。だからこそのこの本である。

 これが単なる、犯罪者を捕まえる捕物帳では買う意味もないのではないか。いや、本にしない。

 犯罪者が一様にいう、金があればなんでもできる、時代が俺たちを犯罪者にした、騙されるヤツが悪いなどということを真に受けるつもりはない。

 犯罪者は犯罪者であり、罪は罪である。

 今の時代にある合法性がゆがんだ結果を生んでいるのではないかということを考えるきっかけではあると思う。

 お勧め度 ★★★★☆ 



 
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