ビジネスと、健康に役立つブログです。
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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【アウトプット】 アウトプットを優先する方法
竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術
竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術

 本書は、知的アウトプット術なのだけれど、4章も割いてインプット術を書くのは、どういうこと? さらに1章は考える技術って、どういうこと? 最後の章は、おさらいってどういうこと?
 
 インプット技術で共感したのは、本の探し方のところかな? ベストセラーより、ロングセラーを買えってところかな。ロングセラー本のありそうな棚と、探し方はめちゃ参考になりました。著者の職業上、新聞、雑誌、英語圏含めての情報収集の幅と量の多さには関心しますが、それでメシを食っていない人はマネする必要性がないようにも思います。いやいや、個人的な経験から言うと、マネしない方が良い、ということですが。

 構成から考えても、本書はアウトプット本ではなく、インプット本、知的加工本という位置付けがしっくりくるかなあ、と思います。

 ならば、もっといいアウトプット術はないのかってことことを聞かれそうですが、私が考えるアウトプット術は、インプットゼロ、アウトプット100の、嘘つきアウトプット術が良いと思います。

 つまり、捏造、あるいはフィクション、つまりは、作り話をすることですね。
 実話じゃないだけに、どうやって真実味を持たせるか、実話なら面白くなくて許されても、ウソの話なら受けないとダメだし、どうやったらもっと面白くなるかを考える必要もあるし、頭の使い方が、全然違うんですよね。インプット優先にすると、真実でないといけないっていう縛りがあって、話が作れないということにもなりかねません。つまり脳が働かず、調査量を増やすことになってしまいます。

 文章の技術が上がるまでは、徹底してウソを書く。話を面白く出来るようになれば、実話にシフトしていく、くらいの順番がいいと思います。



          AP0505



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【実行力】 アイデアがあるのに結果がでない理由
アイデアの99% ―― 「1%のひらめき」を形にする3つの力
アイデアの99% ―― 「1%のひらめき」を形にする3つの力



 エジソンは言った、「天才は1%のひらめきと99%の汗」 (Genius is one percent inspiration and 99 percent perspiration.) だと。

 これは、一般的に、努力が大切だといった言葉とされているそうだが、エジソンは、どんなに努力してもひらめきがなければ何にもならないという意味で言ったそうだ。
 だが、それは行動の人であるエジソンだから意味がある言葉でもある。死んでから休めばいいとすら言い放ったエジソンである、行動ならば息を吸うがごときなのである。そんな彼だからこそ、ひらめきが重要なんだと言えたのである。

 我々はいつの間にかアイデアこそが勝てる者と負けた者をわける唯一のものではないかと思うようになってしまった。勝てないのはアイデアがないから、負けているから手持ちのアイデアは使えない、という不のスパイラルに入り込んでしまう。土台に努力・行動がないと意味をなさないというのに。

 アイデアに溢れているように見える人の実態は、実は、失敗の連続だ。だが傍から見ていると簡単にアイデアを出して簡単に成功したように見えてしまうのだから、困ったものである。

「根気よく行動に重点を置く姿勢がアイデアを前進させる-ほとんどのアイデアは生まれては消えていき、それらを追求するかどうかは偶然に任されています。ぐちゃぐちゃのメモ書きやなぐり書きの中に次に打つべき手は埋もれてしまい、無地ノートなどのクリエイターがよく使う道具は、問題を悪化させるだけです。すべてのアイデアに対して、アクション・ステップ(本当にやるべきこと)を把握し、そこに焦点をあてなければなりません」

「-書きはじめは? 適当です。とりあえず書きはじめますが、それが物語のはじまりなのか、中間なのか、終わりなのかはわかりません-アイデアをなんでもかんでもはき出します。それが溜まってからどう整理するかを考えます」

「女神が自分に舞い降りるわけではありません。自分から女神を訪れるのです」

「私たちが出会ったもっとも成功している夢追い人は、「片づけ魔」と組んだことが成功につながったと言います」


 アイデアを結果へとつなぐ道は、ヘンゼルとグレーテルが、パンくずを道々に落としていったのを拾っていくようなものかもしれない。あいるはマイルストーンのようなもの。一つのアイデアを見つけて行動すると、次のアイデアが見えてきて、さらに前に進んでいくと、次のアイデアが見つかる。そしてはやがて家に帰り着く、みたいな。

 1本の道になるように、アイデアを集めて整理していくことも大切だという。書きなぐったアイデアはいくらもあるのに、その書きなぐった紙が見つからない、なんてこともあるかもしれない。書いてしまうと、見直さなければ意味がない。ゴールまでつないで、運んであげないといけないのだ。

 何をすべきなのか、少しは見えてきた。


       AP0504



【便利ツール】 グーグルを使いこなす180技!
できるポケット Google スマートに使いこなす基本&活用ワザ 180 [グーグルの便利ワザ160 改訂新版]
できるポケット Google スマートに使いこなす基本&活用ワザ 180 [グーグルの便利ワザ160 改訂新版]

 うわ~、大概のワザは、知ってました~。といっても、クローム、マップ、メールの部分だけですよ~。

 ピカサで写真を加工したりできたんですね~、これは知りませんでした。昔は高価なソフトを買わないと出来ないことが、グーグルを通じて出来るようになっていることに、なんだか感慨深いものを感じますね~。そういう意味で恵まれてるな~。グーグル+やスマートフォンの使いこなし術も満載で、リファレンスとして、みんなで使いまわしたい一冊でしょうか。

 フリーカラーで、読みやすい構成。

 でもなあ、日頃から使いこんでる人にはどうかと思いますよね~。本の構成や購入者のことを考えるとこうならざるを得ないんですよね~、広く浅く感は否めません。

 知りたいことは、グーグルで検索した方が、面白いワザが見つかったりするというね、この矛盾。


         AP0503



【読書】 本の活用術 資本主義を理解するために
功利主義者の読書術
功利主義者の読書術



 「資本論」を理解するための、佐藤優氏が薦める副読本「うずまき」である。ホラーマンガである本書を取り上げるのは、内在的論理が、「資本論」と一致するからなのだろう。だが一見して「資本論」とかけ離れているところが、佐藤優氏の読書の幅の広さが感じられて実に面白い。

 私が、「功利主義者の読書術」は、本の活用術だというのは、「うずまき」を読んでも「資本論」を思いついたり、連想したりする人はいないだろうと思うからだ。先に資本論ありきで、知っている人が読めば類似性があるということ気付くが、ほとんどの人は指摘されて、ようやく理解もすることができる程度だ、という点による。副読本といえばなお、私にはよく理解できるのだが。

 例えばミレーの「落ち穂拾い」を見て、のどかだなあ、わびしいなあとかを感じたり、絵の技法を真似てみることは、私にとっての読書術だ。
 佐藤優氏にとっては、同じ絵を見ても、当時の農業文化はどうだ、封建社会がどうだと内在的論理を理解して、ミレーの絵を見ればそれが分かるというのが、読書術だという。私にとってはそれは活用術ではないかと思うのだが・・・。

 アマゾンなどで、佐藤優氏の「うずまき」を資本論を説明するのに引き合いに出すのは間違いだという意見が散見された。無理があるとか、「うずまき」の著者もそんなことを意図していない、そもそも資本論のつもりで書いてない、佐藤優氏の解釈は大いに飛躍していめだのという意見が多数出ていた。
 私はそのような意見にも賛成しない。いろんな物が、ひとつの目的にのみ利用されているということは、実際にないことを知っているからだ。米粒一つにしたって、食べるだけの用途に使わない。酒を造ったり、糊にしたりもする。「うずまき」をして、「資本論」の副読本とすることになんら違和感はない。

 さて、「うずまき」だが、土地に潜む不合理な力によって、住民達が姿を消していく様を描いたホラーなのだが、恐慌や不況を繰り返さざるを得ない資本主義との一致感が、佐藤優氏にとっては面白かったのだと思う。それは空耳アワーなのかもしれないが。

 私にとっては、「うずまき」というマンガ的な表現で説明されたほうがいよいよ、資本論、資本主義を理解しやすい。このジャパニーズホラーが、私のマルクスの橋渡しをするというのだがら面白いじゃないですか。佐藤優氏の手の平でうまく転がされた感もいなめない。

 とまあ、資本論の本質とは何かという答えに、私はどう答えるべきなのか。
 絶対的信頼にたるものではないが、逃れることもできない。というところだろうか。

「資本論」と「うずまき」の感想が一致するのは、まるで知的な謎掛けにあったような、感覚? ああ、なるほどね~という感覚が残る、第一章である。



うずまき (ビッグコミックススペシャル)
うずまき (ビッグコミックススペシャル)





【読書】 本の活用術 資本主義を読み解く
功利主義者の読書術
功利主義者の読書術

「資本主義の本質とは何か」


 著者は、よく本文中に「内在的論理」という言葉を使う。著者にとっては、当たり前の言葉のようだが、私には何のことかよく飲み込めずにいた。個人個人が持っている論理展開という意味だろうと思う。内在的論理を理解すること、つまりは、本に書かれている文字面だけを飲み込むのではなく、どうしてそんな文書を書くにいたったのかという仕組みをも考えていく必要があるということだと思う。

 さて、第一章は、カール・マルクスの「資本論」が取り上げられる。私は「資本論」を読んでいないので、佐藤優氏の言っていることが正しいのか、間違えているのかは分からない。「資本論」を理解するために、この一章を活用するのみである。

 佐藤優氏がいうには、マルクスは資本主義システムを冷静に見つめる観察者としての魂、共産主義的共同体の構築を望む革命家として魂、この2つの魂を「資本論」上で論理展開するがために、「資本論」は分かり辛いとした。

 マルクスが資本主義を理解し、それを嫌ったのは、資本主義が持つ限界や害毒を十分に理解していたからである。その限界と害毒とは何か。資本主義は格差を拡大させる。新自由主義の本質は純粋な資本主義であり、資本主義の内在的論理の限界を理解しないエリートは、滅茶苦茶な行動、つまり、資本主義が人間を疎外するシステムであることを理解せず、手放しに新自由主義的な規制緩和を礼賛する。行き着く先は、ナチズムやファシズムだと喝破する。

 小泉改革によって日本は、格差社会を飛び越え、貧困層が拡大した。資本主義としての機能は失われておらず、資本主義的な合理的思想においては最適解を見事に実現したこととなる。だが、それで幸せは拡大したのだろうかと考えていくと、資本主義が正しかったのかという問いに戻ってしまう。

 資本主義は強力で今では唯一の社会基盤であるがごとき評価だが、そのシステムは、恐慌や不況を景気循環として内包する、未完成のシステムであり、そのことを無自覚に、最適解を求めるがごとく、目先の利益を追うことは、破綻を早める行動になることを知らずにいる怖さが良く伝わってきた。

 「資本論」をよく理解するために、佐藤優氏が提示した「一冊」は、マンガである。

 明日に続く。









 
【読書】 読書の技術というよりも、本の活用術
功利主義者の読書術
功利主義者の読書術

 速読術や、精読、フォトリーディングといったインプット系の読書術とはまったくことなる点が、大きな肩透かしではあったが、本を活かすという観点で読めば、実に面白い一冊だった。

「この力とは、争議行動をともなう労働者の実行行使からのみ生まれるとはかぎらない。経営者(資本家)が、虚心坦懐に『資本論』を読み解けば、賃金を切り下げ、失業者を増やすことが、社会構造を不安定にする危険を十分自覚するはずだ。そして、革命を阻止するという観点から、『資本論』から、労働者の待遇改善にもっと力を入れることになり、新自由主義の浸透に歯止めがかかると思う」

「資本主義社会が、人間性を疎外する大きな問題をはらんだ社会であることを理解しても、われわれは、おそらく一生、資本主義社会で生きていくことになる。資本主義は景気循環をともなうので、恐慌や不況を避けることはできない」

 こういった、もう今の我々が争うことをやめ、考えることすらやめてしまった、経済や政治の根本である資本主義の本質的な意味を、改めて認識することについて、著者は平易な文章を使うのではなく、市販されている現代の物語、つまりは「本」を提示することで、ひとつの高みに上らせようというのが、著者のいう、読書術、私のいう活用術となって構成されている。

 本書は非常に優れた洞察を持つ人物であるからこそ可能な技であり、1章ごとに読み解いていく必要があると思うので、本日は、序文のみとし、明日以降から、じっくり読み解いていきたい。


        AP0502



【良い文章】 良い文章を書くたったひとつの方法
エッセイ脳―800字から始まる文章読本
エッセイ脳―800字から始まる文章読本

 本書は、面白いエッセイを書くための一冊である。何千というエッセイを書いてきた著者が編み出したテクニックである。それだけ書いてきた著者でも、いきなり書き出したりせず、構成を考えてから、エッセイを書いているとのこと。私は構成なんて考えたことないです、いっつもいきなり書き出してました、反省です。

 書きたいことと、読む人が興味を持つことを書くってところは、言われてみると当たり前なんですが、読み手の視点は今までほとんど意識したことはなかったなあ。それじゃ、このブログも繁盛するわけないですな、ハハハ、ハァ。

 文章を書いていると、結論をどうしようか、ということを考えることは多いのだが、本書ではそれはダメ、と否定する。じゃあ、どうするわけ?

 起承転結 の「転」がメインだ、ということなのだ。

 「転」で、話が盛り上がらなければ、「結」のところで、「あっ、そう」と見ている人が飽きてしまう。話に盛り上がりが感じられなくなる。「起承」の部分は、「転」を盛り上げるための「振り」なわけです。なので、構成が出来ていないと、「転」が、うまく決まらない。

 「ある、ある、へぇ~、そうなんだ」が起、承、転、結のスムーズの姿。

 次からは意識して、構成考えていきたいと思います。


        AP0501







【ひょうげた】 へうげもの 14
へうげもの(14) (モーニング KC)
へうげもの(14) (モーニング KC)

 関が原前夜の、徳川家康。古田織部でもある。
 
 古田はいずれ、家康に自刃させられる運命であり、それは、師匠 千利休と同じ道でもある。人よりもそのことに気付きつつある織部の葛藤と、栄達への捨てきれぬ望み。武か数寄か、名誉か孤独か。葛藤にあってこそ、織部好みの嗜好も冴え渡るジレンマ。

 へうげものらしい、生き様よ。


                    AP0500


 6-13巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-393.html




【元気】 ハツラツ? 絶倫食ってどういう仕組み?
絶倫食
絶倫食

「絶倫」と辞書で引けば、
技量などが、なみはずれてすぐれていること (デジタル大辞泉)
群を抜いてすぐれている・こと(さま)。  (三省堂)

 となる。てっきりこの言葉だけで、男性の性の部分がすごいことかと思っていたのだが、そうではない。

「「ナポレオンの食事」といった本を見たことがあるのですが、この皇帝は自分で意識して強精食を食べることを考えなくても、お抱え料理人の中に元気でパワーあふれる料理をつくるための専門のお医者さん兼料理人がいたので、いつも元気だったと言われています」

 と、本書にあるほどに、皇帝たちの偉業を支えるための食事と捉えるべきである。

 だが本書は徹頭徹尾、男性の精力剤中心の話題を論じており、期待を裏切らなかったりする。

 これだけの精力剤となりうる食べ物があるというのは面白いのだが、沸き起こる力というのがどこから来るのかが疑問。次の日ぐったりで1日仕事にならないでは、ダメージの方が大きいようにも思うし。

 活用すべきときに活用べき、ちょっと漢方なども勉強したくなる一冊である。



            AP0499





      
【超・自然】 こんなにも大切にしたい本って。

砂

 米国自然史博物館のジョン・バロウズ賞受賞の最高傑作

「砂」だ。 本として十分に美しい。ちょうど良い厚さ、手触り、カバーの写真も素晴らしい。オリエンタルな香りがプンプンする。

 砂という物質のサイズを問う一冊だ。一粒一粒の物質として性質を考える砂。粒が集まって出来る模様や振動を加えることで面白い動きを始める砂。我々の生活に密着している砂。遠く宇宙に思いを馳せる砂。である。

「歴史は、子どもが浜で砂の城をつくっているようなものである。そのような子どもが、人類の尊厳そのものなのだ-ヘラクレイトス」

人間を単体と見るか、民族単位で評価すべきなのか、時間の流れを追って人類のウネリとして捉えるべきなのか。ただつまらない砂と聞き捨てることも容易いが、単純なものなだけに、なんだか切なくもなる一冊だ。


        AP0498


【行動する力】 今年一番、刺激的だった一冊 3
「先延ばし」にしない技術
「先延ばし」にしない技術

 3回目は、第3章、「維持する」 だ。

「人間の考えは行動を決定し、人間の行動は運命を決定する」
「もっと大きなことをしたければ、まずあなた自身をもっと大きくイメージしなくてはならない」
「20回も断られると思ったら、それはつらいだろう。だが、平均20回のチャレンジで1度成功するとしたら断られるたびに契約成立で得られる収入の20分の1ずつ稼いだことになると思ったら、どうかな? これが平均の法則というやつさ」
「教学相長(教えることと学ぶことは互いに作用し合う)」

 どんな目標も達成するまで続けねばならない。どんな山も頂上にたどり着くまでの一歩一歩を続けていかなければならないが、これが大変だったりする。1回断られて、10回断られて、100回断られても、最初と同じだけのモチベーションを維持することは困難である。

 本書では960回目に運転免許の試験に合格したおばあちゃんの話がある。959回断られてももう一度受けようとした精神力は、スゴイ。それだけ運転したかったことになるんだろう。第一章の「決心する」が再び重要性を増してくる。決心するというのは、1000回断られても続けることを決心するということだ。

 幸せは歩いてこない、だから歩いていくんだね。とは、よくいったものである。

 さて、本書を是非読んでいただき、目標を人生の通過点にしてしまいませんか?

 さあ、ガンバロウ!


【行動する力】 今年一番、刺激的だった一冊 2
「先延ばし」にしない技術
「先延ばし」にしない技術

 昨日に引き続き。

 第2章は、「実行する」である。

 1章で目標が決まった。工程も決まった。だがほとんどの人がそこで終了する。実行しないのだ。実行しない理由はさまざまだが、結局のところ、始める以外にない。ベストタイミングは、「今」なのだ。
 
 人は意欲がわかないから、始められないという。しかし心理学的には間違っている。

「実際は、私欲がなくて始められないのではなく、始めないから意欲がわかないのだ」

 が、正しい。

 とりあえず、少し始めてみる、スイッチが入り、続けられる。もっと良くしたいと思うようになる。進歩が始まる。目標に近づくということだ。

 運命を自分の手で切り開こうとしない人は多い。私のその一人だ、いや、その一人だった。

「人生自作自演」という素晴らしい言葉にも出会った。

 履歴書無用! どん底と成功のサバイバル物語
 http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-494.html


「反面、後者は他人から与えられた締め切りを自分が設定した締め切りに置き換えるという、能動的な習慣をもっている」
 
 人に言われた仕事でも自分の納期で仕事をする。まして自分で決めた目標ならば、必ず、自分の納期で達成することも可能だろう。

 動き出せる人とそうでない人の差が少しは見えてきたようだ。


「人間をもっとも奮い立たせるのは締め切りだ」

 同感である。




【行動する力】 今年一番、刺激的だった一冊。
「先延ばし」にしない技術
「先延ばし」にしない技術

 あなたには、先延ばしにしていることはないだろうか。死ぬまでにこれだけはしておきたいと思っていながら、未だに実現していないこと、あるいは、いなければならない仕事に取り掛かろうとしていないことはないだろうか。

 思えば、私にはたくさんある。ローマを見てみたい。楽器を演奏できるようになりたい。資格を取りたい。給料を増やしたい。家を建てたい。いい車に乗りたい。などなど。実現せずに、そしてその目標に向かって行動するでもない<
先延ばしにしていることが。

 大人になるということは、可能性が少なくなることだ。と、テリー伊藤が言っていたが、私は大人を通り越して死に掛けの爺さんなのかもしれない。可能性から目を背け、自らの手で、握りつぶしているのだから。

 私のたわ言に少しでも共感されたならば、是非にも本書を読まれることをお勧めしたい。タイトルにあるとおり、目標を手にするために、しっかり行動しなさいというのが、テーマなのだから。動きだしさえすれば半分は成功したも同じである。

 実に面白い本なので、1章ごとに分割して、書評したいと思う。

 今日は、1章、「決心する」

 まずは目標を明確にすること。だが、本書は、目標を設定するだけでは失敗すると指摘する。重要なのはその工程を明確に感じ取っているかだ、という。

 例えば2階に歩いていこうと考えると、まずは階段を一段一段上ろうと考えるはずだ。いきなりジャンプして、2階に到着ということは実現性が低い。まずは、1段、簡単に足を掛けることのできる階段を使う。それと同じで、まずは目標に対して、細かな階段を作っていくということである。ちょっとした高さならば、難なく目標に近づくことができる。

 私は、ブログを使って何かできないかと考えながら、ボチボチ、ダラダラとブログ記事を更新しているが、真剣さがない。

「どんな目標でも、切実な理由を探し出し、差し迫った気持ちで取り掛かれば、その目標はすでに半分以上は成功したも同然だ」

 目標を定め、工程を明確にするだけではダメだ。必死のパッチでがんばるしかない。自分をがんばらせるだけの理由をもてるかどうかである。

 いろんな理由で人は必死にならない。具体的には残りの章で考えるとして、まずは、目標。そして工程、そして必死に取り組む、ということである。

 是非、皆さんも本書を手にとって、目標を掴み取ってもらいたい。


              AP0497



【サバイバル】 安穏としている生活が如何に危険か。
履歴書無用! どん底と成功のサバイバル物語
履歴書無用! どん底と成功のサバイバル物語


 1970年福岡生まれ。学歴なしで、年商1億円を一年でたたき出した岡本太郎氏の、人生山あり谷あり話の一冊である。自分の話だけではなく、いろんな人にインタビューした形式を取っているのだが、対象となった人物の裏が取れていないので、今ひとつ信憑性にはかけるし、もしかしたら、後ろ暗い方法で成功した人の話もあるんじゃないの? とか疑いもちらほら。まあ逆にこんな作り話なら面白いじゃないかくらいの気持ちでもいいので、読んでみてはどうだろうかという一冊だ。結局は勝てば官軍。結果出した人の話には、重みがあります。

「結局、依存していては駄目なのだ、会社に、資格に、上司に、部下に、自分以外の何かに頼って生きて安心できると思ったら大間違いなのだ」

 ぐさっ。私のこと、見て、直接言われてるみたいです。

「推定資産500億円とも噂される彼が大事にしている座右の銘を尋ねてみると、間髪を容れず、「人生自作自演」と答えた」

 「人生自作自演」って、発想なかったです、ステージや役は与えられるものかと思ってました。お恥ずかしい。

 本書のテーマはやはりなんといっても、人生である。人生とは時間のことであり、その時間という限られた枠で何をするか、どこにいくか、何を大切に守り抜くかということでもある。いろんな形のものを人生に詰め込んで、結局それが間違えていたという人もたくさんいる。

 否定するでもなく、肯定するでもなく、ただ、立ち止まって、周りを見渡してみる。金か、女か、酒か、仲間か、仕事か、達成感か、一体難なんだ? 俺がほしいものは~~! ってならないと、そんなことも考えたことがなかったなら、一度本書を手にとって考えてみるべきだろう。

「人生自作自演」か。何役がしてみたいか、って話。

           AP0496



【救出】 わが心の魂の救出
第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)
第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)
 
 
 映画の予告で本書のことを知り、一気読み。


第九軍団のワシ 公式サイト
http://washi-movie.com/index.html


 紀元120年、イングランド本島で繰り広げられたローマ軍を象徴するワシの旗印を巡る冒険譚だ。ローマ軍団の魂と言うべきワシの旗印を奪還するために一人の青年が立ち上がる。彼もまた軍人であり、失意の底でもがき苦しむ翼のないワシの一人である。

 大雑把に要約してしまうと本書は、己の信じる義のために命を投げ打つ青年の物語ではある。少年文庫なのだが、しっかりした作りで、大人も飽きさせない、素晴らしい出来栄えだ。
 金におぼれず、酒におぼれず、女におぼれず、ずるもせず。
 おっさんには面白くないと言えば、そうでもない。一周廻って、すべてを知り尽くしたオヤジだからこそ、ホントに大切なものを追い求めたいという気持ちが、うずくものだ。しがらみを投げ打って守るべき何か、それは誰しも持っているのだ。ローマ軍人にとってはそれが、ワシ なのである。

 ローマ時代に始まったイングランド征服だが、ローマはそれを達成せずに滅亡してしまう。ドイツやイギリスでは、本土イタリアに並んで、ローマ研究が盛んな国なのだそうだ。どちらの国も完全にはローマに征服されていない。ローマと敵対し、また仲間となり、あるいは征服され、恐れた国家として対峙したことが、内からでもなく外からでもなく、ローマを見る視点を一つに出来ないからこそ、逆にローマへの哀愁として昇華した結果が、ローマを追い求める、研究したいという思いにつながったのかもしれない。

 ワシは、ローマを出て、イギリスを経て、今ではアメリカの国章ともなっている。ワシは力強さ、秩序を象徴し、ローマ時代から国家を守る者の象徴であり続けた。その精神は今でも受け継がれているのだろう。震災の折は、我が日本もワシに救われもした。

 古代イギリスと、文明国家ローマを隔てるハドリアヌスの壁の向こうには、一体何が待ち受けているのか。

 宮崎駿も映画原作にしたいと言わしめた一冊である。見過ごす手はない。


          AP0495


ブラリ旅番組で多くない?

 最近のテレビってブラリ旅番組って多くないですか?
 近所の駅を降りて、商店街を歩いて道行く人に声を掛けたり、店の看板おばさんと話し込んだり。場合によっては日本以外の国に行って普通の人に普通の話を聞くような番組ですね。なんでそんな仕事してるの? どうして今の時間にそこにいたの? 国によっては酒が安い! 食べ物がうまそう! とかね。話を聞いてみると、出身があっちの方なの! 学校の先生してたの、この人が? みたいなちょっとした秘密に触れられたりして、人生っていろいろあるなあなんて感じ入ることもしばしば。

 人様の人生って、ホント、面白いなあ。だから、私は本を読むのだけれど。


【リカバリー】 体調不良から復活する方法
 体調不良と多忙で、一時ブログ停止状態でした。
 (このブログは、2月20日に書いてます)

 体調不良だと、身体も動かないし、考えも回らないし、抜けも多くなるので、困ったことばかりですが、そこからなんとか生き返る方法を思いついたので、記録しておきます。

 1.自分が多忙、体調不良であることを公言する。
 
 私の場合はまずそうしますね。しょーもない仕事の依頼は激減しますし、助けてくれる人も出てきます。いつも以上に仕事が捗ることがあります。

 2.かつ、自分から、仕事を他に振付ける。

 私は病人、あなたは元気。だから助けてを連呼。貸し借りなんて気にしません。100万円借りると相手の言われるままだが、1億円借りれば主導権はこっちのものです。徹底的に力を借りまくって、パワーバランスを崩しましょう。

 3.納期を遅らせる。または仕事を拒絶する。

 多忙につき、この仕事は納期が2週間かかる(通常は3日程度)、こんな仕事は出来ないときっぱり断る。断られた方は、私がキッパリ断るので、自分の仕事よりもどんだけデカイ仕事、優先順位の高い仕事をしているのかと、反省しながら帰っていきます。このバッサリ感が重要です。大声で言いましょう、 ノー!! と。

 4.ここまでして、どうしても自分がしないといけない仕事が残っている場合のみ、自分でする。

 組織で働いていれば、どんな仕事も自分以外の人が出来るはずです。ですが、どうしても他人に振付けられない場合は、この残った仕事だけは全力で処理しましょう。ここで注意すべきなのは、自分が処理した仕事は、言い訳できませんので、病気とか、多忙とか関係なく、ミステイクがないように、徹底して仕事をしましょう。

 5.失敗したら、素直に謝る。ただし・・・

 病気や多忙なときは、どんなに注意してもモレや細かな間違いが発生します。指摘された場合は、お礼を言って速やかに修正しましょう。病気、多忙だったからと言い訳するのは逆効果です。ただし、事前の策として、自分が病気、多忙であったことを相手に知らせておくべきです。病気でも多忙でもあなたの仕事は優先順位が高かったので、自分でしましたよ、ということを伝えておかねばいけません。

  
 よく、自分の不調を黙っている人がいますが、私にはそのメンタリティはわかりません。お客様の視点で考えると、病人ではなく、元気な人に仕事をしてもらいたいと思うはずです。またライバルだって病気くらいします。その時挽回すれば十分でしょう。日頃から、仕事の重い、軽いを見極められるように、また、周りの人がどれくらいの力量なのか把握するよい機会です。


 以上、いざというときの対処法でした。



  
【激突】 病み上がりのチャップマン!
超級! 機動武闘伝Gガンダム (6) (角川コミックス・エース 16-13)
超級! 機動武闘伝Gガンダム (6) (角川コミックス・エース 16-13)



ジェントル・チャップマン、遂に登場、ガンダムファイト3連覇の実力者ながら、めちゃ姑息。うわ~、こんなキャラも大好き♪

         AP0494




Gガンダム 1-2巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-340.html

Gガンダム 3巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-471.html

Gガンダム 4巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-488.html

Gガンダム 5巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-489.html


【激突】 アルゴ・ガルスキー おっさんの友情
超級! 機動武闘伝Gガンダム (5) (角川コミックス・エース 16-12)
超級! 機動武闘伝Gガンダム (5) (角川コミックス・エース 16-12)

 ロシア代表 アルゴ・ガルスキー の友情物語が本書のみどころ。正直、おっさんの友情には、興味がない。だが、Gガンダムらしいといえば、らしい! のだが。

 この男臭さが、Gガンダム! の真骨頂とも言える、、のかな?

          AP0493


Gガンダム 1-2巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-340.html

Gガンダム 3巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-471.html

Gガンダム 4巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-488.html



【激突】 兄弟ケンカの始まり・・・、デビルガンダム登場!
超級! 機動武闘伝Gガンダム (4) (角川コミックス・エース 16-11)
超級! 機動武闘伝Gガンダム (4) (角川コミックス・エース 16-11)

 遂に、デビルガンダム、兄キョウジが登場する4巻!
 
 ドモンと師匠東方不敗とのやりとりなど、実に見逃せない一冊でした。この巻を読まずしてGガンダムを理解することは不可能でしょう。


       AP0492




Gガンダム 1-2巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-340.html

Gガンダム 3巻
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-471.html



【戦争】 戦争が、広告の影響を受けるなんて、信じられますか?
ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)
ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)

 1991年に発生した、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争。ボスニア人が同国から独立あるいは主権を取ろうと始まった紛争である。結果的には、ボスニア人勢力が瓦解し、終結するのだが、その裏では、アメリカの広告代理店が暗躍していたというのが、本書の内容である。
 
 どっちが正義で、どっちが悪なのかは正直分からないのだが、国際世論はボスニア=悪と決め付けてしまう。

「「セルビア人は”ラジオアクティブ”な存在となってしまっていたんです。彼らは、そのことに気づくのが遅すぎたんですよ」と分析する。「ラジオアクティブ」とは、放射能を持っているという意味である。セルビア人は、彼らに触れたり、近づいたりしたものまでも汚染し、世間の悪評の対象にしてしまう存在になっていた、というのである」

 アメリカの広告会社は、セルビア人の行為に「民族浄化」という言葉を作り出して、結び付けてしまう。国際世論は、セルビア人をヒトラーのようなユダヤ人迫害を思い起こさせる存在に仕立て上げることに成功、一気に悪の権化にしてしまう。

 広告会社の社長はこういう。

「どんな人間でも、その人の評判を落とすことは簡単なんです。根拠があろうとなかろうと、悪い評判をひたすら繰り返せばよいのです」

 情報操作が、戦争の武器になるという、すごい事例。



      AP0491



【夢を叶える】 夢はあるけど、叶っていない人に贈る
夢をかなえる脳
夢をかなえる脳

 どうも、「夢をかなえるゾウ」とネーミングが、かぶるんですけど。

 この本は、「ほんまでっかTV」で、メジャーになった澤口 俊之教授の一冊である。1959年2月1日 生まれ、専門は認知神経科学、霊長類学。現在は武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部教授。
 
「本来、言語による脳の未来志向コントロールが「クセ」になっていれば、挫折は大きな問題にならないはずですが、それでもやる気が失せ、努力を継続させにくくなった場合に効果的なのが、自分の夢が実現した状況をイメージするという方法です。夢がなかった状況やその喜びを強くイメージすると、気分は向上しやる気が出てきます。そして、再び夢に向かって努力を開始することになります」

「他人から褒められることや、自分で自分を褒めることは、未来志向的な行動をするうえで重要なことです。<中略>能力を褒めることはほとんど無意味で、努力したことを褒めることが、その後の行動や意識を大きく左右します」

 どこかで聞いたことのあるフレーズだが、安っぽい自己啓発と違うのは、しっかり実験した結果、導き出された言葉だ、というところだ。自己啓発が宗教なら、こっちは科学だという違い。

 もう一度、夢ノート付けたくなりました。


     AP0490




こっちは、ゾウさんの方ですね。ゾウさんが好きか、イグアナが好きかの問題? 

夢をかなえるゾウ 文庫版
夢をかなえるゾウ 文庫版

【光】 眩く輝く光の軌跡
フェルメール 光の王国 (翼の王国books)
フェルメール 光の王国 (翼の王国books)

 実に美しい一冊である。フェルメールを紹介しながら、旅行記のようでもある。著者の写真好きによるものなのか、風景写真や額縁付きの絵画、見とれる人の後姿付き、著者も登場する。ちょっとしたミニアルバムか。
 絵や作家の人生を追うだけでなく、街や、額縁のすぐ側の空気感が良く伝わってくる。見たい絵を追いかけるとこんな風景がたのしめるのか。いい旅行にいけた気分。

 カメラのない時代に、自然の、街の風景を、写実的に描いた画家、フェルメール。21世紀のフェルメールをリアルに捉えた実に美しい一冊。


   AP0489


ブランデンブルク門。ドイツを象徴する遺跡である。ステキ。

Brandenburger Tor


 フェルメールからのラブレター展。京都で、私はフェルメールとであった。キレイ。
 http://vermeer-message.com/



 そして、京都美術館。フェルメールの時は1時間以上並んだ。実物をみるのと、本で見るのとでは、絵画のすごさは桁違いに違うこと実感した。

京都市美術館




 フェルメールといえばこれかな。「真珠の耳飾りの少女」。額縁もすごい。

真珠の耳飾りの少女@ハーグ



【選択】 自由を得ることが本当の幸せなのか。
選択の科学
選択の科学

 コロンビア大学 ビジネススクールの人気授業 シーナアイエンガー教授の「選択の科学」。インド人を両親を持つ彼女は、シーク教徒として厳しい戒律を守らねばならない反面、カナダでの移民生活で知った自分でなんでも選択できる社会との間で、自由とは何か、選択とは何かについて、疑問を持ち、人生のテーマとして取組み続けてきた。

 選択できる方が幸せなのか。選択肢が増えれば幸せなのか。我々の選択は、正しいのか。自分で選んでいるつもりでも選ばされているだけではないか。そんな疑問の数々が、彼女を通して、語られる一冊である。

「人生の辛いできごとを不可抗力のせいにする人は、自分次第で何とでもなると信じている人に比べて、鬱病にかかりやすいほか、薬物依存や虐待関係といった破滅的な状況から抜け出せず、心臓発作が起きても助かる確率は低く、そのうえ免疫システムの低下やぜんそく、関節炎、潰瘍、頭痛、腰痛に悩まされやすいという」

「実際、わたしたちが求めているのは、「真の独自性」と言えるほど極端ではないものだ」
 
 動物園の動物達は環境が安定しているにも関わらず動物達の寿命が短いのは、選択できないからだとしながらも、原理主義的な宗教に属しながら選択肢が極端に少ない人ほど鬱病にかからずにすむそうだ。

 わが国では年間3万人以上の人々が自殺をする。これだけ豊かで人生の選択肢が多いのに。経済的な理由もあろうが、あるいは我々日本人には選択肢が多くて決められない病気に掛かっているのかもしれない。
 我々が感じる疲労感、疲弊感、閉塞感は、選択肢の多さが原因なのかも。
 ブームに惑わされてあれもこれもと広く浅く手を広げていくよりも、自分にはこれしかないと選択肢を狭めたほうが我々は幸せなのかもしれない。

 アイエンガー教授の授業は、NHKでも見れます。実にかわいらしい女性ですね。

NHK コロンビア白熱教室
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/index.html



        AP0488


【近未来】 人生の最適解が与えられる世界
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)

 第30回(2009年) 日本SF大賞受賞 作品。

 病床にいながら本書を書いたという伊藤 計劃は、34歳にして、死んだ。

 氷の女王が触れるものを無残にも凍結させていくように、伊藤 計劃は、触れるものを近未来に運んでしまう。死の床にいながら、彼は何を見通したのか。

「わたしの瞳に映ったもの、それは2060年6月12日の夕日と、こう言ってよければ彼岸此岸問わず地平線の彼方まで果てしなく広がる一個の巨大な病棟、人類は今や、無限に続く病院の中に閉じ込められた」

「社会的結合の旗印って意味合いも大きいがな。国家的に癌撲滅や禁煙を大々的にはじめたのがナチスドイツだって知っているか」

 今の日本を覆う健康志向を敏感に感じ取り、自らは死の病に犯されながらも、その気持ち悪さをこき下ろす筆者の毒舌ぶり、自らの命と引き換えに皮肉る姿勢、SF作家の本懐なのかもしれない。

         AP0487


 虐殺器官
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-477.html

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

【ビッグデータ】 雲を掴む話
ビッグデータビジネスの時代 堅実にイノベーションを生み出すポスト・クラウドの戦略
ビッグデータビジネスの時代 堅実にイノベーションを生み出すポスト・クラウドの戦略鈴木 良介

翔泳社 2011-11-09
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その数学が戦略を決める (文春文庫) ソーシャルシフト―これからの企業にとって一番大切なこと 入門 ソーシャルデータ ―データマイニング、分析、可視化のテクニック ビッグデータを征す クラウドの技術 Hadoop&NoSQL ITナビゲーター 2012年版

 

 グーグルやアマゾン、最近ではソーシャルネットワークサービスなどのツイッター、フェイスブックなどの利用の影で、個人情報が収集され、何かの分析に使われているのではないか、それは個人の了解という枠を大きく跳び越し、国家さえも凌駕する情報力を持ち、1企業の利益のみに、果ては、政治的な思惑にすら利用されているのではないかと危惧する言葉が聞かれるようになって久しい。

 分からない言葉があれば、なぜグーグルで検索しないのか(ググらないのか)という時代から、ググる前に自分で考えないヤツはバカだ論もあり、今では一文字入れるだけで、検索者が何を検索しようとしているのか、予測してくるグーグルがいたりと、そのうち、この言葉をググった人は、こんな言葉も調査しましたと、まとめサイトすら瞬時にできそうな勢いである。

 私のように情報化から取り残された社会で生きている人間にとっては、まさに雲を掴むような話なのだが、本書はいたってまじめに検証している、まさにクラウド(雲、あるいはクラウドコンピューティング)を掴む話なのである。

 新技術に対してよく思うことなのだが、自分だけがその技術を使えるならば、実に素晴らしいことなのだが、全員がそれを使うことを前提にしてしまうと、ないことが欠点として扱われる。例えば飛行機と新幹線だが、飛行機が出始めのころは、便数も少なく、価格も高かったために、高嶺の花として、エリートが使うものという認識だったが、今では飛行機を使うことが当たり前、時間と金を持っている人は、優雅にビジネスを楽しめる人が新幹線を使うといった逆転の発想が出てくる。

 携帯電話やメールなども自分だけが使っているうちは、実にどこでも仕事が出来て、実にスピーディなんて思っていたものが、全員が使うことで、職場と家の境界がなくなり、24時間どこにいても仕事をしなければならない状況に我々を追い込んでしまっている。

 グーグルの進化は、否が応でも、検索して一瞬に情報を頭に叩き込むことを要求される時代となったことを意味している。ということは、資料を集めるだけの仕事は、人間のする仕事ではなくなったということでもあり、では何をすればいいのかということを考えねばならないだろう。

 機械が、1秒にも満たない時間で答えを出すというのなら、人間がすべき仕事は、検索をスタートする前の時間、つまり、未来を創造するという仕事以外に残っていないのではないだろうか。未来の事柄は、グーグルが如何に検索しようとも答えなどネットにない。

 本書はビッグデータを如何に解析するか、どう活用するかということなのだが、人間としては、ビッグデータの有無に関わらず、何か新しいことに挑戦していく以外に道が残されていないということなのだ。


          AP0486





【宇宙】 多次元、それは認知不能な世界
宇宙は本当にひとつなのか (ブルーバックス)
宇宙は本当にひとつなのか (ブルーバックス)村山 斉

講談社 2011-07-21
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宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書) 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書) 「余剰次元」と逆二乗則の破れ (ブルーバックス) 宇宙のダークエネルギー 「未知なる力」の謎を解く (光文社新書) 宇宙のしくみ―わかったことわからないこと最新宇宙論 IPMUの6人の頭脳がわかりやすく解説 (学研雑学百科)


 高校時代に物理がスキだったなあって人は必読、そうでもなかった人は、結構キツイ一冊ではないかと。というと本が悪いみたいだが、本書は非常に、極めて読みやすい一冊なのだが、そもそもの物理論が難し過ぎて、わけが分からないというのが、正直なところである。

 宇宙は多次元だ、重力は多次元に染み出てる、宇宙は捻じ曲がってる、暗黒物質の方が圧倒的に多い・・・。なんて、初めて聞くような言葉が飛び交っていながら、どれもこれも物理学者の想像の域を出ないことが悩ましい上、こっちの想像は入る余地がない。物理の数式や法則が分からないとどの可能性が正しいのか、口が出せない。ルールが分からない未知のスポーツを観戦させられているような気分になるのだ。

 逆説的な言い方かも知れないが、本書のキモというのは、世界にはまだまだ分からないことがたくさんあって、物理の法則という、万物に作用する基本中の基本というべき法則ですら、確定していないということを知っておくということかもしれない。ああ、やっぱりわかんね~わぁが正解なのかもしれない。

 未だに天動説が正しいと言う人は日本にいない。同様に多次元世界だ、暗黒物質があるということが常識になる時代から振り返って見ると、今、我々の住んでいる世界は、ガリレオが天動説は間違えていると言う言葉に耳を傾け、どっちを信じますか? と問われているようなものかもしれない。まさに常識が覆る特異点にいると思うとどうだろうか。
 
 野球のルールも良く知らないおばさんが、高校野球を見て、どっちも負けないでと叫ぶがごとき、意味不明な状況ではあるのだが、これからの物理学がどう結論を出し、実際の世の中にどんな実益をもたらすのか、楽しみであることには代わりがないのだ。


          AP0485


【ビジネス書】 儲けの仕組みが分かることで。
コーヒーとサンドイッチの法則
コーヒーとサンドイッチの法則竹内正浩

東洋経済新報社 2008-12-05
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30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた!稼げる人 稼げない人 週末起業 (ちくま新書) いいことが起こり続ける数字の習慣 幸せを引き寄せる お金の習慣 私はどうして販売外交に成功したか (Life & business series)


 で、昨日の続き。

 本書を読むとビジネスの儲けの仕組みが見えてくる。スタバではコーヒーを売ること以上にサイドメニューが大切だったり、保険会社が集めたお金の運用で儲けていたり。客が買っているものと、店が売っているもの、そして店の儲け方が違う、ということが良く分かった。

 本書を読んで気付いたならば、今後考えなければならないのは、1.文字通りの内容。2.相手のメリット。3.誰がどれだけ儲けているかということになる。

 ビジネスの場合はまだまだ分かりやすい。だが、これが政治だったら。あるいはNPO、NG0、政府役所のすることだったら。善意だなんだと文字面だけ追いかけていては、本来の目的、あるいはその悪意について気付かないのかもしれない。物理の法則のように面前の事実を正しく証明できる法則のみが、全体に理解しえるものではなく、あるいは多次元で物を考える必要があったり、よくよく思いを馳せる必要があるのだ。

 我々の立ち居地は人それぞれことごとく異なる。年齢も違えば出身も違えば、話す言葉、宗教、性別、思想、趣味思考はもとより、善意悪意について、方法も違う。高度成長期においては一面的に捉えることが出来たとしても今の時代、それは叶わない。そういうことを複雑という、のかな。







【ビジネス書】 ニハチの法則から、どんな行動を起すのか。
コーヒーとサンドイッチの法則
コーヒーとサンドイッチの法則竹内正浩

東洋経済新報社 2008-12-05
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 竹内正浩さんの本は2冊目である。

30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-323.html

 2000冊以上のビジネス書を読み、分析し、効率的に儲けるためのノウハウを公開したのが、本書である。スタバがコーヒーで儲けているのか、他の何かで儲けているのか、よーく分析していこうという発想で始まっている。

 第一章は「忙しいのに儲からないのは何故か?」 である。
 本書の特長は、童話? 寓話?をスタートに持ってきて話の導入部分は軽妙な語り口で始まる。この章はずる賢いキツネと力持ちの熊だ。
 さて、この章の肝は、20対80の法則である。20%の顧客が、80%の収益をもたらす。残りの80%の顧客を見直してリストラし、値段を上げていくことを考えること。

 ニハチの法則なんていわれることも多い。次の一冊も秀逸。

人生を変える80対20の法則
人生を変える80対20の法則リチャード コッチ 仁平 和夫

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楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践篇 Focus: The Future of Your Company Depends on It (Collins Business Essentials) レバレッジ・リーディング 千円札は拾うな。 一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法


 自分の仕事の内容を見直して、価値のある仕事、価値のない仕事を分類して、振り分ける。これってサラリーマンでも十分実行可能な技術だ。どんな人にもロイヤルカスタマーがいるものだ。選択と集中? というべきか。顧客といえども定期的に切り捨てよう。


 次回に続きます・・・

    AP0484



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