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本から得られる3つの経験

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 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
経営パワーの危機 AP0170
経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

日本経済新聞社 2003-03
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『経営パワーの危機』

 先週に引き続き、三枝匡氏の一冊。戦略3部作として有名だそうです。私にとっても3作目。

 今回は、前回と設定は似通っているが、今回の主人公は社長として赴任する。そのため、前職社長との対立と離反が発生など、人間的な葛藤にも強く言及されているので、いっそう面白い、読後のボリューム感が強く感じされた。

 主人公の後ろ盾となる親会社の社長、財津氏の憂い、例えば戦略思考を持つ人材とか経験者が不在という危惧から、若手社員を経営に直接関与する役職を与えていこうという試みも描かれている。それは著者が望む、日本での経営人材の育成という目的に沿った内容となっている。

 マキャベリズムとの距離のとり方については、参考になった。特に小生のような中小企業の場合、独裁化しやすいため、それがなぜ悪いのかという視点を失いやすい。気付いたときというのは、組織が崩壊した瞬間というのは、非常に悲惨である。本書のように、簡潔に具体的に指摘されると納得しやすい。

 主人公のように一つの成功にのぼせ上って独裁色を強めるが、財津社長に指摘されて目を覚ます。
 だが、小生の会社にはそのような人物はいるのだろうかと心配になる。中小企業に関わらず、自分に指導していただけるような絶対的な存在を持つということが如何に大切かということも知ることができた。

 独裁者になる過程においては、他者の意見など聞こえないという事実もあるのだろうが・・・。

 矛盾しているようで、筋が通っているという大局観が、戦略を学ぶ楽しみである。


≪≪今日のチェックポイント≫≫

「つまり、自分の会社の強み・弱みを適正に判断するのは、熟達した経営者でさえ大変なことなのである」

「納期遅れが状態になっている企業には、その背後にコスト高、システムの弱さ、顧客からの乖離、組織のバラバラなどたくさんの病理現象が隠れている」

戦略型のボスに求められる最大の課題は、マキャベリズム的方向に行かずに、どれだけ精神的余裕を保って浪花節的心情をもてるかだ。財津の言葉を借りれば、ケアフル・オペレーターというだけではダメだということになる」


お勧め度 ★★★★★

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