ビジネスと、健康に役立つブログです。
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 AP0138
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-06-15
売り上げランキング : 899
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『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』

目次
第1章 「ビジネス思考力」を定義する!
 「ビジネス思考力」を定義する!
 なぜ今、「ビジネス思考力」が必要なのか
 思考の六つの段階
 ビジネス思考力をつけることで得られる五つの果実
 ビジネス思考力はコツさえわかれば、日常生活で習得が可能
第2章 ビジネス思考の基礎となる7+1の力
 まずは「フレームワーク力」のお話から
 基本的なフレームワーク21選!(カラー図解つき)
 既存のフレームワークから新しいフレームワークをつくる
 書籍の知恵をフレームワークで整理するクセをつける
 「○○○力」とは何を示すのか、というと
第3章 一つめの力論理思考力
 論理思考をわかりやすくいうと
 論理思考力を身につけるための三つのテクニック
 論理思考力を身につけるための四つの実践方法
 とはいえ、「あと知恵バイアス」には注意!
第4章 二つめの力水平思考力
 水平思考力をわかりやすくいうと
 水平思考力を身につけるための三つの基本テクニック
 水平思考力を身につけるための四つの実践方法
第5章 三つめの力視覚化力
 視覚化力をわかりやすくいうと
 視覚化力をつけるための三つのテクニック
 視覚化力を身につけるための四つの実践方法
第6章 四つめの力数字力
 数字力をわかりやすくいうと
 数字力を身につけるための三つのテクニック
 数字力を身につけるための四つの実践方法
第7章 五つめの力言語力
 言語力をわかりやすくいうと
 言語力を身につけるための三つの基本テクニック
 言語力を身につけるための四つの実践方法
第8章 六つめの力知的体力
 「評価」のフレームワーク
 知的体力をわかりやすくいうと
 知的体力を身につけるための三つの基本テクニック
 知的体力を身につけるための四つの実践方法
第9章 七つめの力偶然力
 偶然力をわかりやすくいうと
 偶然力を身につけるための三つの基本的なテクニック
 偶然力を身につけるための四つの実践方法
 最後に
 巻末お薦め書籍・アイテム・URL 50


 凝り固まった私の頭には、ものすごい頭の柔軟体操になった。考えの広げ方には、こんな良い方法があったのかという驚きと、実践した時の影響力は格別である。
 
 これを知った後と、知る前では、他人を見る感覚が変わってくる。何を感覚でしゃべってやがる! と過去の自分と同等でしかない周囲の人々を罵倒したくなるのだから、恐ろしい。
 人間ができていない私のような人間には、こんな強力な武器を渡してならないのです。

 しかし、この本に書かれていることは、実際いつも我々が使っていることを体系的に整理しただけともいえる。使ってはいるのだが、部分的だったり、一貫性がなかったりする。
 本書は体系的に整理されたからこそ、もれなくいつでも使いまわすことができる、だから、いいのだ。まさに整理された筆箱のような感覚である。

 故に常に何かを考える際には、机の側において、ちょくちょく見るのが良いと思う。

 ひとつ忘れてはならないのは、体系的なものの考え方を手に入れたからといって、直感を失ってはいけないということだろう。
 しかし、これすら、著者はフォトリーデイングやその他の技術を元に偶然力として取り込み済みではあるのですが。

 お勧め度 ★★★★☆
 







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V字回復の経営 AP0137
V字回復の経営V字回復の経営

日本経済新聞社 2001-09-17
売り上げランキング : 27386
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『V字回復の経営』

「企業戦略の最大の敵は、組織内部の政治性である」
「一般に企業の業績悪化と社内の危機感は相関しない」
「ミドルを動きやすくしてやれば、組織は急に元気になる」
「誰かがやるだろう、でも少なくとも自分ではない」

 すばらしい。いやみでなく。赤ペンを引き出したらきりがない。いたるところに、響く言葉がたくさんあって、ピックアップすることができない。

 著者の三枝匡氏の手腕には、脱帽どころではなく、頭を丸めたい思いである。こんな1680円の一冊にこんなことまで書いてもいいんでしょうかという、すばらしい経験知と論理と心理描写。
 特にこの心理描写は見事である、まるでそこにいるビジネスマンに直接心の言葉を聞き出したかのようなフレーズ。こんな言葉はいくら経験知のあるコンサルタントでも、ここまでは書けない。
 著者の相手の立場に立って状況を把握する能力の高さたるや、感服の一言である。

 この本は、小生の一年に一度は読むべき一冊として認定したいと思うがいかがかな。

 お勧め度★★★★★






新規事業がうまくいかない理由 AP0136
新規事業がうまくいかない理由新規事業がうまくいかない理由

東洋経済新報社 2008-08-29
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『新規事業がうまくいかない理由』

 本書の目的は、新規事業の立ち上げ方ではあるが、世の中には新規事業を立ち上げては失敗する人が後を立たないので、この題名ということである。

「じつは、これは不思議でも何でもありません。なぜなら、起業には大きいほうが有利とか、企業が起こす新規事業である企業内企業のほうが、インディペンデントのベンチャーより成功しやすいとかいった法則など、もともとないからです」
「モチベーションとハングリー精神」
「ベンチャー企業を起こそうなどという人には、そういう常識がありません。だから、自分の夢のためなら新でもいいといった、普通の人には理解できないような行動を平気でとることができるのです。そういう狂気というのは、決してインセンティブのような外部要因では引き出すことはできません」

「それは"最善"を目指して、ひとつのことに対してああでもないこうでもないと、周囲が呆れるくらいのしつこさと情熱で、試行錯誤を繰り返すということです」

「ビジネスを成功させるにはどうすればいいかをゼロベースで考える。これが新規事業の鉄則なのです」

企業が陥りやすい七つの罠
・成功が前提となっている
・撤退の際のルールが明確になっていない
・目的や意味が違う新規事業を一般化しようとする
・意思決定に多くの人がかかわり過ぎる
・既存事業のルールや評価基準を適用する
・メンバーに二軍を投入する
・はじめればなんとかなるだろうと思っている

 新規事業を数社も立ち上げてこられた著者のような方にしか書けない、非常にためになる一冊である。
 率直にいうと、新規事業は確実に失敗するから、その覚悟で挑めという厳しい内容である。
 本の紙面から強烈な向かい風が押し寄せてくるような威圧感がある。読み物としては非常に読みやすく軽妙な語り口であるにも関わらずである。

 そんな針に糸を通すがごとく、新規事業というわずかな可能性にかけるのならば、まずは何をしなければならないのかという視点で説明されてはいる。
 しかし新規事業を立ち上げる根本のところには、モチベーションとハングリー精神というものをすえている以上、本をいくら読んでも、ダメである。
 そう、狂気と表現されたものを持っているかどうか。

 この本はそれをしっかり持っている人が読むべき一冊であり、それをすでに持っている人であれば、読む必要もないというパラドックスすら感じてしまう。

 サラリーマン精神が染み付いているお前なんかには、新規事業なんて無理だよ、バーカとガッツリいじめられて、それでもやってやる前に進める人しか、新規事業には手を出すなという、弱者を労わる至極真っ当で心優しい一冊でもあるわけだ。

 満足度  ★★★★☆
 お勧め度 ★★☆☆☆







勝間和代の日本を変えよう AP0135
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

毎日新聞社 2008-09-27
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『勝間和代の日本を変えよう』

 勝間和代氏への政策提言書のようである。政治家にならずして政治を変えようという うねりを感じる。4年の任期職業には興味はないが、より良い社会作りには口を出す。

 勝間和代氏の提案には反対するつもりもないが、女性らしさがここんところ消えてきていて、あるで男不要論を推進しているかのごとくである。女であり、パワーがあれば生きていけるし、男など必要としないとは、ある意味すごいことだが、人間らしさとは程遠いのでないか。 という疑問も最近は少し感じる次第。
 
 スキルとしてはすばらしいものをお持ちだが、この手の政策提言には諸手を上げて受け入れるわけにはまいりませぬ。

「自然の世代交代は必ず来ます」
「今の時代は客観的にみてそれほど悪い時代ではなく、むしろわくわくするような面白い未来を想像できる時代だということです」
「アメリカ人のビジネス力が一般に高いとすれば、それは彼らがより長時間がんばるからというより、競争の中で個々人の潜在力がより開発されているからだと私は考えます」

「私は、「社内改革ができるのはどんな人か」と聞かれると、「会社を辞めることができる人だ」と答えます」

 ものすごい豪腕ぶりである。これを社内でぶちまければ、まさに天下転覆を図る謀反人、旧態依然の経営陣は、憤怒のごとく怒りくるって八つ裂きにしてやらんといきまくだろう。
 しかし。しかしである。
 今の日本にはこれほどの強気が他にあらんや、である。既得権益を揺さぶり、譲れと迫る、強気がほかにあるだろうか。

 その強気、根本にあるは、ひとえに子供を守るという女の、母の強気である。

 かつては、武士の名の元に男が持っていた大儀ではあるが、その大儀は女の手中にある。一歩も引かぬ底力は、やはり守ることから始まるのか。

 という思いに、まずは片手を挙げて賛成します。

 お勧め度★★★☆☆





まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門 AP0134
まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門

東洋経済新報社 2003-07-04
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『まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門』

松永安左エ門(まつなが やすざえもん、1875年(明治8年)12月1日-1971年(昭和46年)6月16日)は、「電力王」「電力の鬼」と言われた日本の財界人。美術コレクター、茶人としても知られ、耳庵(じあん)の号を持つ近代小田原三茶人の一人。氏名は「松永安左ヱ門」と表記されることもある。・・・WIKI
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%B0%B8%E5%AE%89%E5%B7%A6%E3%82%A8%E9%96%80

前半の生き方には憧れる~♪ 女遊びに相場に起業。どれも大成功で、どれもが大失敗だったりもする。
後半は、若いうちから隠居して読書三昧だったり茶人になったりしながらも、請われて電力業界で采配を揮い、「電力の鬼」と嫌われながらも業界、ひいては日本の発展に尽力した人物である。まさに昭和のレジェンドだ。

彼の人生を見るにつけ、人生は人とのつながり、勝負するタイミング、他人を感服させる物事への理解が大切だなという気がする。地道な努力もここぞの一番で動かなければ実を結ばないばかりか、悲惨な憂き目にあうのだから。

 たかが中小企業の社長でしかない松永に対して、非常に大きな依頼ごとが舞い込んでくるのも、学校の出身がどうこうというよりも彼自身の人間的な魅力が大物を引き寄せては離さないのだろう。魅力以上に仕事に対する信頼感も。
 
 今時分の若者男子は、効率を目指しすぎて個性がなく、単一的で魅力がないし、積極性もないようだが、同じ人間、日本人とは思えないほどに松永は個性的でパワフルで自分の欲望には素直だ。

 彼の生き方は時代が許さないのか、現代人に生命力がなくなっているのか。私はそうではなく、現代人自らが自分たちにそのような枠をはめ込んでいるのではないかと思う。こんなことはしてはいけないという風に禁欲的である。
 
 しかし、いまどきの女の子は自己の欲求に正直だと思う。勝間和代氏などは真逆ではあるが、自己の欲求には素直である。

欲求に素直であることが、生命力なのだろう。だからこそ、やりたいことはすぐにやるべきなのだ。破天荒とはいえ、安易には見なられないけども、やっぱり憧れるなあ~という話。

 しかし、当時成り上がった人たちの姑息な話には、驚愕させられる。某鉄道王は、女と見れば部下でも女中でも手を付けた、とか、関東大震災時に、焼け野原になったところに勝手に自分の土地であると看板を立てて私財を肥やしたりなど、恐ろしいに尽きる。

 今の時代、何でもルール化されていると思っているが、結局は何もないということ、なんでも起こりえることを再確認できた一冊でもある。

 歴史書の奇想天外度を学ぶには、本書は最適だと思われる。

 満足度★★★★★




マインドセット ものを考える力 AP0133
マインドセット ものを考える力マインドセット ものを考える力
本田 直之

ダイヤモンド社 2008-05-16
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『マインドセット ものを考える力』

 未来を予測するためのフレームワークの紹介である。著者は世界で1400万冊売った「メガトレンド」の著者として知られている。
 
・変わらないもののほうが多い
・未来は現在に組み込まれている
・ゲームのスコアに注目せよ
・正しくある必要はないということを理解せよ
・未来はジグソーパズルだ
・パレードの先を行き過ぎるな
・変わるか否かは利益次第である
・物事は、常に予測より遅く起きる
・結果を得るには、問題解決よりチャンスを生かすべし
・足し算は引き算の後で

 未来を予測できるかどうかについては、著者は予測できるという話。もちろん、地震がいつおこるかとか、いつ結婚できるかとか、お金持ちになれるかとかいうことを予測するのではない。世界の情勢やトレンドがどのように発生し、広がり、頂上を極めて、消えていくのかということを、読み取っていくかということである。

 先に紹介した10のマインドセットが著者の結論として紹介されているが、実際はもっとたくさんあるのではないかと思われるが、当然職業上の秘密であるばす。
 この10はその中でも比較的紹介してもライバルの役にはたたないだろうという水準ではないかと邪推する。

 さて、それはともかく、私のような未来の予測どころか過去にすら振り回される者に取っては優れた福音である。ゴールドマンサックスが0.3秒早く市場情報を得るだけでも巨額の利益を出していたとの話もあったが、未来を先読みできれば、ものすごい力になる。

 著者は未来は地方の小さな記事から始まるといっている。必ず何らかの徴候があるということである。だがそれは無数に存在する。最終的に世界的なブームになるかどうかは、まるで甲子園のトーナメントのように少しずつ勝ちあがってくるのだろう。

 未来の予測は、決定的に行うものではなく、確率的に可能性が高まったかどうか、可能性があるものが今後発展していくかどうかのシュミレーションの結果としてもたらされるのだろうと思い至ったところである。

満足度★★★★☆



 
病気にならない生き方 2 実践編 AP0132
病気にならない生き方 2 実践編病気にならない生き方 2 実践編

サンマーク 2007-01-10
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『病気にならない生き方 2 実践編』

「ミラクル・エンザイムを消耗しない生活が、健康で長生きする生活だということ」
「エンザイム(酵素)というのは、生物の細胞内で作られるタンパク質性の触媒の総称で、生命の維持・活動に欠かすことのできないものです」

「エンザイムはさまざまな生命活動に使われますが、もっとも多くのエンザイムを消費するのは「解毒」作用においてです。そのため、解毒しなければならない要素が多い人ほどエンザイムの消耗が激しく、その結果、健康維持に必要なエンザイムが不足し、病気になりやすくなると考えられるのです」

「たとえば体を冷やさないこと。幸福感を感じること。体内時計を整え、きちんと休養をとること等々。生活習慣を改めることで、エンザイムの活性度を高めることができるのです」

「じつは腸の働きは、体の司令塔ともいうべき「脳」の支配から独立しているのです。その証拠に事故などで脳からの指令を伝達する脊髄を損傷しても、脳死状態になっても腸は正常に働き続けます・・・実際、腸の働きを深く知ると、「第二の脳」という表現にふさわしい働きぶりに感動さえ覚えます」

 白い食べ物を否定している。白米、牛乳、白砂糖、食塩である。これらは特に意識しなければ普通に食しているようなものばかりである。著者は生命が宿っていないという。なかなか厳しい道のりではあるが、健康で覇気のある人生、太く長く生きるためにも是非一読することを勧めたい。

 なかなか実践できないこともあるのだが(コーヒーエネマによる腸内洗浄など)、エンザイムの働きと必要性を理解しながら一つ一つ取り入れたいものである。できることから一つずつである。

 2008年5月に前巻を読んでから1年以上経ったが、何とか続いている習慣はアルカリイオン水を飲み続けたことくらいか。
 前の記事を読み直して、継続できていないことが多い。

 自らこのブログを読み直して見る必要がある。

 お勧め度★★★★☆


病気にならない生き方①
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/?q=%C9%C2%B5%A4%A4%CB%A4%CA%A4%E9%A4%CA%A4%A4%C0%B8%A4%AD%CA%FD



バガボンド31 AP0131
バガボンド(31)(モーニングKC)バガボンド(31)(モーニングKC)
吉川 英治

講談社 2009-09-03
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『バガボンド(31)』

 ついに、無能の凡人、又八の人生が終結した。武蔵という巨星に引きずられ、人生を過った男の見事な決着である。又八の人生は又八の人生にあらず。その人生は多くの凡人たる多くのほとんどの読者の人生と重なる。武蔵のごとく頂点に辿りつくことができるのは、ただの一人であり、その道の後には累々と連なる屍の山。又八はその山から這い出し、自分らしさに到達した。
 又八はまた、武蔵と同様、自分の山を見つけ、その頂点に立ったのである。

 武蔵。自らの姿を映す鏡のない者。己の形がわからぬようになり、さまよい続けるのか。いよいよ、巌流島? の決戦は近いのか。な?

満足度★★★★☆

フラット化する世界 (下) AP0130
フラット化する世界 [増補改訂版] (下)フラット化する世界 [増補改訂版] (下)
伏見 威蕃

日本経済新聞出版社 2008-01-19
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『フラット化する世界 [増補改訂版] (下)』

「フラット化する世界でのばすことができる最初の、そして最も重要な能力は、「学ぶ方法を学ぶ」という能力だ」
「先を見越して点をつなぐことはできない。過去をふりかえって初めてつなぐことができるんです。だから、いまは関係がないと思われている点同士が、将来はつながると信じることです。なんでもいいから信じましょう-勘、運命、人生、カルマ、なんでもいい。こういうやりかたで失敗したことは、一度もありません。それが私の人生を切り拓いてくれたんです・・・ジョブズ」

「世界が、フラットではないことを、私は、知っている」

「フラット化した世界に住む人々との境目は、希望を持っているかどうかによって決まることが多い」
「ジャレド・ダイアモンドは、名著「文明崩壊」で、環境を破壊しない資源の利用の継続を考えるうえで重要なのは、地球に住んでいる人間の数ではなく、その生活様式が環境にあたえる影響であると指摘している」
「世界のフラット化は、軽微な影響しか及ぼしていなかった人々を、大きな影響を及ぼす人々へと、急激に変えるとともに、その数を増加させる」

 世界はどんどんと変革している。今では、隣近所にすんでいる学友や仕事の同僚、あるいは国内同業社だけがライバルではない。世界の人々がライバルであり、協力者になりえるのだ。ある日突然、死と繁栄がもたらされるのかもしれない。そういった一寸先は闇、他人に突きつけられた問題は、即時自分にも突きつけられる問題に変革している。

 結果においては多大な差が生まれていく。しかし、機会をおいても多大な差が生まれている。自分が金持ちになるのであれば、グローバル万歳だが、身を落とすことならば受け入れられない。急速に変化していることに誰もついてはいけない。時間を、クロック周波数を落とすことが出来れば考える時間もできるかも知れないが、そんなことは難しい。
チャンスよりも危機の方が大きいのだろう、成功する者の数が失敗する者を上回るとは思えない。

 大阪が東京と覇を競っていた時代は、国内の問題に向かっていれば、ライバルであり続けだが、大阪がこれほど落ちぶれたのは、東京がグローバルに戦っているところ、大阪はいまだ国内に残っているからではないだろうかと常々思う。大阪も東京を跳び越して世界と戦っていってもよいのだがら。

 これは大阪だけの問題ではない。地方都市が直接世界と渡り合う時代でもあるのだろう。

 客であり、ライバルであるものは、世界中に存在する。知識が勝敗を決めるのに、今では最も簡単に手に入るものでもある。

 どう戦うのか。

 お勧め度・・・★★★★★


大暴落1929 AP0129
大暴落1929 (日経BPクラシックス)大暴落1929 (日経BPクラシックス)
村井 章子

日経BP社 2008-09-25
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『大暴落1929』

「だがそれでも景気後退は起こりえるし、それはごく正常なことだ。そうなったとき、政府はきっと、国民を安心させようと決まり文句を言うだろう。市場があやしい雲行きになったときの常套句、すなわち「経済は基本的には健全である」とか「ファンダメンタルズは問題ない」というものだ。この台詞を聞かされたら、何がうまくいっていないと考える方が良い」

「1928年12月4日。・・・国の状況を見る限り、現在ほど明るい希望に満ちたときに議会が召集された例はかつてないと言える。国内は穏やかで満ち足りており。前例のない繁栄が長く続いている。国外も平和が保たれ、相互理解に基づく友好関係が築かれている」

「ポールCキャボットが、投資信託という新事業では不誠実、不注意、無能力、強欲が横行していると書いた」

「投資信託の魔力の力は、専門知識や市場を操作する手腕や天才的な頭脳のほかにもまだあった。レバレッジである。1929年の夏ごろには、投資信託と言えば必ずレバレッジで分類されるようになり、レバレッジが高い投信、レバレッジを使わない投信、という具合に呼ばれた」

「1929年3月にウォーバーグが行った予言は驚くほど正しかった。FRBはもっと強力な政策をとるべきであり、現在のような「無節操な投機」の狂乱を直ちに終わらせないといずれ災厄が起きることは間違いない。それで損害を被るのは投機筋だけではない、「国全体を巻き込む大不況が起きかねない」と予言したのである」

 サブプライムローンが破綻して、世界的な大不況が始まった昨今ではあるが、本書は1929年の大恐慌を記した1冊である。

 残念なのは内容の充実ではなく、これがバブル発生前に読まれる一冊ではなく、バブル崩壊後に読まれることが多いということだろう。この本を先に読んでいれば、今回の不況もなかっただろうに。

 しかし、面白いと思うのは、1929年と80年も前の一冊ではあるものの、今の時代となんら変わらないということではないだろうか。当時は投資信託が全盛で、レバレッジが始まったとあるが、今では、金融工学があり、中身のわからない、サブプライムローンを含んだ投信が多数販売されていた。

 しかし、インフルエンザのワクチンを世に出す場合は必ず治験を行ってその薬が体に害のあるなしを調べるものだが、どうして市場ではそのような調査をせずに世に出すことかと思わざるを得ない。かくも欲をかく人間にとってはそんなものはどうでも良いということなのだろうか。

 投資信託といえど、人類に及ぼす影響は絶望的ですらあるにもかかわらずである。

 きっと、遺伝子操作された植物にも我々は多くの命を失うことになるだろうが、事前に知ることはできないのだろう。しかし。それは個人のエゴという人間の変わらない本性によって必ずもたらされる事実なのである。

お勧め度・・・★★★★★






日本経済を襲う二つの波 AP0128
日本経済を襲う二つの波―サブプライム危機とグローバリゼーションの行方日本経済を襲う二つの波―サブプライム危機とグローバリゼーションの行方

徳間書店 2008-07-03
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『日本経済を襲う二つの波』

「実際、アメリカの実務上の中央銀行であるニューヨーク連銀のティム・ガイトナー総裁も、「われわれの資金投入で景気が回復したり、銀行システムが良くなったりすることはない。われわれは単に決済システムが機能不全に陥らないようにお金を出しているのである」という表現で・・・」

「しかし悲しいかな、危機を未然に回避した人たちは絶対に英雄にはならない。それどころか、危機を未然に回避した人たちは多くの場合、無知な大衆からボロクソに言われる。騒いだ割には何もおきなかったからだ」

「過去に同様の局面で人々の年金や預金が紙屑になった例がどれだけ多いかを考えると、日本国民はいかに自分たちが幸運であったかをもっと理解し日銀に感謝すべきだろう」

 氏の唱えるところでは、バランスシート不況が有名ではないだろうか。今回の不況は企業の資産価値が暴落したため、借金をしていた企業はその借金を返済することを優先するため、国家が企業に貸付を増やそうと公定歩合を引き下げても景気に影響しないどころか、ますます借金を返済するため、デフレスパイラル化してどんどん景気が悪化するという説である。

 ので、氏は、政府がお金を借りてどんどん公共投資し、市中に仕事とお金を回していく必要があると続く。ケインズ理論、ニューディール政策に流れを汲む考え方であり、自民党、特に、麻生総理との近いとの事で、昨今のばら撒き政策もこの一連の考えに沿っているものと思われる。

 氏の考え方には池田信夫氏http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuoという対抗馬がいて、賛否両論あることと思う。経済学が他の科学とは違い、実験実証ができないため、一概にどちらが正しいとかいうことは難しい判断ではあるが、ひとつの考えとして良く耳を傾けておきたいと思う。いろいろな経済学者の意見を聞きながら、自分なりの答えに辿りつけばよいのだから。

 お勧め度・・・★★★★☆


最強の記憶術 AP0127
最強の記憶術 暗記のパワーが世界を変える最強の記憶術 暗記のパワーが世界を変える

日経BP社 2008-12-04
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『最強の記憶術』

 エビングハウスの忘却曲線
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E6%9B%B2%E7%B7%9A
・・・忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)は、中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線である。心理学者のヘルマン・エビングハウスによって導かれた。エビングハウスは、自ら「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節(rit,pek,tas...)を記憶し、その再生率を調べ、この曲線を導いた。エビングハウスの名から、「(ヘルマン・)エビングハウスの忘却曲線」とも呼ばれる。・・・wiki

「学習したその日の睡眠を6時間以上とらないと、学習した内容が定着しにくいという理論を発表しています」
「分散学習」・・・警戒レベルに落ちてから復習するというのは、まさに「海馬が忘れてくるころ」を見計らって復習することを狙ったものです」
「メタ学習」・・・自分の脳が記憶していることを、どれだけ自分自身で性格に認知しているかということ」
「注意、関連性、自信、満足感、の四つの条件が満たされる必要があると主張しています」

英語教育サイトとして、私も使っているスマートFMhttp://smart.fm/homeの記憶理論の根底が、この一冊。後半は、このサイトの自画自賛? なので、このサイトを使っていない人に取っては、全般の記憶の定着する理論だけが有効だと思う。

 この記憶の定着する理論とは、エビングハウスの忘却曲線を元にしている。時間が経つにつれ、記憶は損なわれるが、あるタイミングで再教育することで、記憶が長期記憶化し、忘れなくなるという方法論である。

 そのタイミングというのが、短期記憶では忘れられたが、初めて長期記憶に書き込まれた情報は消えていないタイミングである。 短期記憶で記憶が残っている間は、脳は長期記憶サイドの脳に問い合わせをしない。そのため、長期記憶が強化されないのだ。長期記憶を強化するために、短期記憶が記憶しておらず、長期記憶が残っているタイミングを見計らって、再教育する。そうすることで、長期記憶にアクセスさせ、長期記憶が強化される。

このタイミングを管理することができるのが、スマートFMですよ、という理屈である。スマートFMのメリットではあるが、逆にこれが弱点でもある。単語を覚えるのに、忘れる時間を必要とするため、やたらに時間がかかる。もっと短時間でサクサク進めばいいのにと思うが、それが人間というもの、しかたがありません。

 適度に忘れたタイミング、適度に忘れていないタイミングへのアプローチが大切という一冊。

 なんだそれだけ??? ということで、アマゾンでは評価は低いが、結構重要ではないかと思う。
私も読書を続けてきてはいるが、なかなか記憶が定着していないことが多い(同じ本を何回か購入したことがある)。
 一度読んだ本を再読してみて、記憶の定着→習慣の向上を計りたいものである。

 お勧め度・・・★★★★☆



起きていることはすべて正しい AP0126
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術

ダイヤモンド社 2008-11-29
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『起きていることはすべて正しい』

 またしてもの、勝間本。

メンタル筋力・・・
「メンタル筋力を計るよい方法として、相手が「言ったことをやるかどうか」言ったことを期限までにやるかどうか、を見るとよいでしょう」
「迷ったときは、とりあえず、より新しいことか、よりリスクが高めなことをやってみるということです」
「賢者は歴史に学び、遇者は経験に学ぶ」
「いかに歴史から学ぶか、すなわち自分だけの経験に頼るという傲慢なことをせず、どうやって他人の経験から学ぶのか、具体的には人に助力を求めることも厭わないし、書籍やセミナーなどを通じて他人の経験を貪欲に学ぶこと、感じること、疑似体験することに熱心になりました」

脳内フレーム120%活用法・・・
「無意識で行っている認知が数多くあり、世の中に偏在する情報を組合わせて認知をし、その組合わせで「虫の知らせ」や「直感」が生じるのではないかという仮説」

即断即決法・・・
「99%を捨て、1%の本質をつかむ」
「捨てないと拾えない」

パーソナル資産増強法・・・
「目の前にあるパーソナル資産を、なるべく有効活用する」

人間関係の兵法・・・
「自分の好きなことができる=究極のわがままが通る、が成功の定義」
「自分で自分を好きになること、そして、他人に嫌われても受け入れられなくても、いつも自分を肯定して気にしないことに尽きると思います。まずは、自分が自分を肯定することから始めるのです」

 大きな項目は以上の4つないし、5つといったところだけれど、それぞれの項目が細分化されていて、量に半端がない。すべてを実行することも、覚えてしまうこともとても困難という気がする。著者もいうように部分的に利用していくことに価値があると思われる。

 しかし、著者のこの、すべてを体系付けてまとめたいという欲求には脱帽である。
 普通、読書をしても読み流すが、著者はそれを体系立てて、自分のノートに追記していき、自分用の辞典でも構築しているかのようである。

 逆にいうとそういうノートを作っていくことで、忘れることも少ないし、反復しやすいということなのだと思う。自分を支える柱がしっかりしているので、どんどん階層を増やしていくことが出来るのだろう。 
 一見天才的だが、極端な努力家ともいえると思う。

 自分に置き換えてみて、今までの人生で感銘を受けた言葉や習慣をきっちり体系化して、保管していればどれだけ有効に活用できたことだろうか。

 ここの差がカツマーと私の大きな違いなのかな。
 (それだけではないかもしれませんが・・・)


・史上最強の人生戦略マニュアル AP0123
http://lucknishikawa.blog39.fc2.com/blog-entry-133.html



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