ビジネスと、健康に役立つブログです。
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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『モモ』 AP0113
モモ (岩波少年文庫(127))モモ (岩波少年文庫(127))
大島 かおり

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 『モモ』
 
 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語。

 対象が小学5-6年生ということもあり、読むことは苦にはならない。

 「何かにとりつかれて盲目になってしまったようなものです。そして、毎日毎日がますますはやくすぎてゆくのに気がついて愕然とすることがあっても、そうするとますます死にものぐるいで時間を倹約するようになるだけでした」
 「お金もよけいにかせぎましたし、つかうのもよけいです。けれども、ふきげんな、くたびれた、おこりっぽい顔をして、とげとげしい目つきでした」
 「けれど時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住みかとしているのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです」
 「お医者さんも、患者さんひとりひとりにゆっくり時間をさいています。労働者も、できるだけ短時間にできるだけたくさん仕事をするひつようなどなくなったので、ゆったりと愛情をこめて働きます。みんなはなにをするにも、ひつようなだけ、そしてすきなだけの時間をつかえます。いまではふたたび時間はたっぷりとあるようになったからです」

 1973年に出版された本ではあるが、今の世界の状況を見事に言い当てているようで面白い。というよりもいつの時代も利益を追求することで、時間を失い、心を失い、全てを失って来たのかもしれない。

 日々努力しているサラリーマンはたくさんいるのに、成功には程遠いところでもがき苦しんでいる人間も多い。効率、利益と叫ぶほどにどんどんと理想から遠ざかっていく。

 モモの世界では、早く歩けば歩くほどに、目的地には近づくことができない、反面、逆にゆっくり歩けば近づくことができるそうだ。考え方を180度ひっくり返して自分たちの生き方を考え直す必要があるのかもしれない。
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『自分をあきらめるにはまだ早い』 『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』 AP0111...0112
自分をあきらめるにはまだ早い 人生で大切なことはすべて歌舞伎町で学んだ自分をあきらめるにはまだ早い 人生で大切なことはすべて歌舞伎町で学んだ
手塚 真輝

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1の力を10倍にする アライアンス仕事術1の力を10倍にする アライアンス仕事術
平野敦士カール

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 『自分をあきらめるにはまだ早い』
 『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』

 『自分をあきらめるにはまだ早い』は、伝説のカリスマホストが書いた1冊。正直読みづらくもあるし、構成もわかりづらく、写真を見ても??? という感じだが、それだけに、著者の熱い思い、何かを救いたいという気持ちが伝わってきた。
 「真剣に遊べないヤツは仕事も真剣にできない・・・真剣にやったことにしか、ごほうびはないと思うから」
 「それは、気が進まなくても体当たりしてやってみること。やりきること」

 成功はできる、しかし、全力で、真剣に望まなければなしえない。そんな強い気持ちが伝わってくる一冊。

 『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』・・・こらちの著書、平野敦士カール氏は、「おサイフケータイ」の発案者にして、前書と比較してもビジネスの(売上)規模がかなり大きい。それだけに、ビジネスには、多数の駆け引き、陰謀策略がありしやと思いきや、アライアンスの考え方、実践はまったく違ったようである。
 まさしく私の経験したことのないバランス感覚であり、この一冊では理解しずらいところがある。WIN-WINでもないさらに一歩前にでた感のあるこの「アライアンス仕事術」については、勉強が必要かもしれない。いや、理解できたときこそ我が成長につながる一瞬ではないかと。

 「私が重視しているのは、ビジネスメリットだけではなく、波長でした。もっといえば、それは好き嫌いということです」
 「まずはいったん、他人の考えを受け入れて理解してみる。その上で自分の考えを作り出して実行するという考え方が、頭の容量を何倍にも広げ、自分自身を大きく飛躍するきっかけになるのです」
 「ブルーオーシャンになりやすいのは、「こんなのやりたいね」という前向きな思考ではなく、「なぜ、これがないんだろうね」という後ろ向きな不満なのです」
 「交渉するという感覚ではなく、相談に乗っていただく仲間になってもらうという感覚でちょっとだけでも参加している気分になってもらうことが大切なのです」

 今まで、私は自分ですべてを解決すべきと考えて、そのように行動し、結果も出してきたつもりだったので、この本の進めるところとは相容れないものがある。それが故に、このアライアンス仕事術こそが、私の成長の糧になると信じる次第。


 
『四畳半神話大系』 『原因と結果の法則』 AP0109...0110
四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)
森見 登美彦

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「原因」と「結果」の法則「原因」と「結果」の法則
James Allen 坂本 貢一

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 『四畳半神話大系』
 『原因と結果の法則』

ファンタジーノベル大賞の森見 登美彦氏の『四畳半神話大系』と、ジェームスアレン氏の古典、『原因と結果の法則』の読み合わせ。

『四畳半神話大系』は、摩訶不思議な小説。大学に入学したばかりの少し? かなり風変わりな考え方をする男の、いろいろな可能性という意味における多重世界を渡り歩く、京都というこれまた不思議な街で織り成される物語。

 主人公という意味では、この本の主人公のような、まったくいいところがない人物も少ないのではないか。正直、興味がわかないというか、近寄りたくない稀有な変人である。だが、幾多の多重世界を一緒にわたっていくうちに、まあどうでもいいけど、うまくいくといいんだけどなどと、応援してしまうのだから読者の感覚も変になってくるから面白い。

 大学のサークルや友人を選んだとしても、結局はひとつの結論に帰結する。まるで運命が彼の結果を支配しているかのようである。途中、彼の努力もむなしく、神の望むままに。

 『原因と結果の法則』は、その逆の流れ。途中の圧力がどうあったとしても結果は自分が選択したとおりになる。自分こそが人生という設計図の作者であり、創造主であるという自己啓発本である。
 「人間は思いの主人であり、人格の製作者であり、環境と運命の設計者である」
 「人間は自分の人格の製作者であり、自分の環境と運命の設計者ある」
 「求めよ。さらば与えられん。あるいは扉はそれをたたく者に開かれるという絶対法則は、ほかのどんな方向にでもなく、この方向にのみ存在しています」
 
 物語として、神の存在を感じ、運命を受け入れてみるのも悪くない。しかし、いざ自分の人生たるものを真っ当しようと思えば、やはり、運命など信じず、自らの力で切り開いて行きたいものである。
 
『だから速読できへんねん』 『情報力』  AP0107...0108
だから速読できへんねん! ~脳のブレーキを解き放て~だから速読できへんねん! ~脳のブレーキを解き放て~
呉 真由美

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情報力情報力
橋本 大也

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『だから速読できへんねん』
『情報力』

 『速読・・・』は関西では有名な「探偵ナイトスクープ」という番組に登場した呉先生の著書である。同番組で野球経験のない著書は、150KMの球をいとも簡単にミートしちゃった女性である。150KMといえばプロでもなかなか打てないのではないかという高速球で、通常では前に転がるどころかバットにすらかすりもしないはず。

 それだけの剛速球を打てるのは当然腕力ではなく、(速読できる)眼力だと思う。なので、その眼力を身につけたいと思いこの本を購入。スキル満載と思いきや、どちらかというと、読書に対してしっかりとした目的意識があれば、速読なんて簡単だという話に落ち着いていた。
 
 この考え方は、フォトリーディングでも結構重要な考え方でもあるので、大賛成である。スキルスキルと技術追求ではなく、しっかりした目的意識を持つ! 読む前に本に問いかけるくらいのスタンスで挑みたいなと思った次第。

『情報力』。こちらは、読書ブログで非常に有名な橋本大也氏の著書で、氏は大変に尊敬している方々の一人だ。彼の仕事内容も一部垣間見えたりして、やはり、机の上半径2m以内の情報革命ができる一冊といった感じである。

できることなら、著者の読書についても聞いて見たいところではあったが、そこは次回作に期待したいと思う。

 出来る人は、自分ができていることが如何にすごいかに気付いていないのではないかと思われた2冊。著者の当たり前が我々の目指す山頂だったりする(泣)。

 師を追わず、師の追うものを追うべし。 などと、いうのもまだ早いので、ひたすら真似ていくしかないのですけども・・・。


急に売れ始めるにはワケがある  AP0110
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)
高橋 啓

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『急に売れ始めるにはワケがある』

 勝間和代氏が大推薦しているティッピングポイントの文庫本である。ティッピングポイントとは、物事を動かす「ちょっと正しい場所を押してやれば、傾く」ポイントのことである。

 「犯罪者は、心の奥底にある内在的な理由で行動し、みずからの世界にとらわれている人などではなく、むしろ、自分の置かれた環境に敏感に反応し、どんな徴候にも目ざとく、自分が受け止めた周囲の世界に左右されて犯行に及ぶ人だということになる」
 「小さな、一見すると取るに足らない生活環境犯罪の取締が、凶悪犯罪激減のティッピングポイントだったのだ」
 「少数者の法則では、感染をスタートさせることのできる例外的な人がいるということを証明した。あとはそういう人々を見つけ出せばいい。粘りの教訓も同じだ。正しい状況におけば、誰もがうなずかざるをえないような、単純な情報の引き立て方があるのだ。あとはそれをみつけだせば良い」

 テコの原理が働くポイントといっては、比率が小さすぎるようだ。劇的な変化をもたらす小さなスイッチのような場所が、我々の社会には存在するという証拠が本書にはたくさんある。

 もちろん犯罪に関することに限らず、ビジネスにおいても存在する。我々人間は社会性の高い生き物であり、自分たちが考える以上に組織的な影響を受けているのだろう。

 多分自分の人生についても、ほんのわずかの力で激しく改善するポイントが存在することだろうがまだ見つかっていない(泣)。力や量ではない、正しい答えが存在する、必ず。人生はそのポイントを見つけるたびかもしれないなあ。

 信じられない人にこそ、読んでいただきたい一冊。

 
 
セックスはなぜ楽しいか AP0109
セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)
Jared Diamond 長谷川 寿一

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『セックスはなぜ楽しいか』

 相変わらず面白い。

 「生殖機能の老化が早まったことは、大きな流れに逆らったという点で驚くべきことだ。ヒトは他の面では老化を早めるのではなく、遅らせる方向に進化してきたからだ」
 「子供を産む数を減らすことが、多くの子供を生き延びさせることにつながったのだ」
 「動物のなかで唯一理性的であるはずの人間が、動物と同様な行動プログラムにいまだにどれだけあっけなく牛耳られ、不合理な反応をしてしまうのかということを痛感した」
 「俺はすでに十分賢いし優れているので、これ以上の細胞を脳に使う必要はないが。そのかわりに無用ながらその分をペニスの方にハンディとしてまわすだけの余裕があるんだ」

 いろいろな動物とのセックスを比較していくところから、著者の変わり者らしさが際立っている。どう考えるかということではなく、事実どうなのかという視点で人間を研究している。人間は神ではなく、言葉をしゃべったり、自分のことを考えたりはできるけれども、それでも自然の摂理に従って、事実、動物のような条件反射?のようなところが十分にあるということが明らかになっていると思う。

 自分なりに考えて、こうすればモテるとか考えたりもするわけだが、なぜモテたいと思うのか、どうして男の浮気がなくならないのか。今のセックスのありようがどのように発生したのか。今後変わっていくのか。というテーマに果敢に挑んだ稀有な一冊だと思う。

 自分の中の動物的側面を知り、パートナーのそれを知って、ニヤニヤしてしまうのである。

 


『花宵道中』 『脳科学講義』  AP105...106
花宵道中花宵道中
宮木 あや子

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茂木健一郎の脳科学講義 (ちくま文庫)茂木健一郎の脳科学講義 (ちくま文庫)
茂木 健一郎

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『花宵道中』
『茂木健一郎の脳科学講義』


クオリア(英:複数形 Qualia、単数形 Quale クワーレ)とは、心的生活のうち、内観によって知られうる意識の現象的側面(現象的意識)のこと、またはそれを構成する個々の質感のこと。感覚質(かんかくしつ)とも訳される。....WIKI

 茂木健一郎氏のこの本、はっきりいって何を言っているのかさっぱりである。これはもちろん私がアホだからですが(泣)。
 クオリアというのは、信号に対して人間が感じ取る何かしらの質感を意味するものと解釈しているので、理解できない理由は著者が使っている言葉に私は何らかの質感も持ち合わせていないからだろう。残念ながら、私レベルではちっと、この本に出てくる言葉、理論展開にはついていけない。

 反対に『花宵道中』は、クオリアでいっぱいである。というより、情景が目に浮かぶという意味では、私にピッタリ(とは著者に失礼かな)。私は江戸時代以前を実際に生きたわけでもないが、この本の文章の節々にある言葉からは、色々なすばらしい質感を感じずにはいられないのだ。不思議なものである。

 「襖」 ひとつとっても感じ方はその都度変ってくるのだから驚くばかりである。その扉の向こうに惚れた女がいるのか、その女の隣に別の男が座っているのか。行為の後なのか。雨が降った朝なのか。自分がイライラした状態なのか。そういうのが質感なんだろうなと考えさせられた。

 茂木氏はそんな質感を脳が持っている事を教えてくれたし、『花宵道中』はそのクオリアが存在することを見事に証明してくれたように思う。

 個別に書評させていただくと、『花宵道中』は女の戦国絵巻である。

 男の価値観と女の価値観がこうも違うのか。
 男は官能小説を欲望のはけ口と受け止めている(エロい私だけ?)が、女は官能小説を戦国時代の武将のように、生きるか死ぬか、勝つか負けるか、の人生そのものと捉えているかのようである。

 「私たちの知らない吉原で、恋に泣いて、思いを遂げられないまま死んでしまった遊女たちの魂が、少しでも慰められることを願います」

 男は遊女にこんな言葉をかけたりしない。だが、女は遊女といえど恋に戦った勇者、同志なのだろうと思う。同志の無念を思い、いっしょに泣くことができるのである。

 女遊びは男の甲斐性(と呼ばれていた時代が懐かしい?) なのかもしれないが、女にとっては遊びではない、命がけで向かってくると思って間違いない。やはり女が強くなったというより、男は弱くなったなあというのも正直な感想である。


『お金の味』 『借金にケリをつける法』 AP0103...0104
借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記
金森 重樹

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猫次郎が教える借金にケリをつける法―借りたカネで死ぬことなんかない! (サンマーク文庫)猫次郎が教える借金にケリをつける法―借りたカネで死ぬことなんかない! (サンマーク文庫)
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 『お金の味』

 『借金にケリをつける法』

 本日は2冊。借金からの脱出を描いたこの2冊。非常に参考になった。『お金の味』は、借金からさらに人生をゲインさせているが、通常は『借金にケリ・・・』のように借金から脱出することでも大変だと思う。

 「借金はその苦しみを補って余りある「理詰めで金を儲ける力」という贈り物を与えてくれました」
 「本当は「働くおじさん」と「働かせるおじさん」が対になって会社組織が成り立っているわけですが、・・・」
 「僕らは、知らず知らず、学校で知識を学ぶのと同時に、立派な労働者となるための洗脳教育という毒を毎日飲まされていたのです」
 「源泉徴収制度は、国家社会主義ドイツ労働者党のヒトラー党首の下で、戦費調達目的で行われた制度に範を取って、日本でも太平洋戦争遂行のために始められたものです」
 「ヤバイ状況になっても寝てしまえばなんとかなる」
 「中毒性の高い事業をすることはビジネスの基本だと考えます」
 
 ・・・、『お金の味』からは、成功者特有の上昇志向で、反社会的? な内容が続く。
 サラリーマン人生を信じている人は、開眼する機会となるか、ゴミ本となるかは、わかれるところだろう。
 他のサイトでもすでに紹介されているが、「働かせるおじさん」への食いつきが多かったように感じるが、私が感じたこの本のポイントは、違っていた。
 金森重樹氏といえば、マーケティングの鬼といった印象があって、借金苦が影にあったとは思いもしなかったので、意外でもあり、今までそれほど納得していなかった著者の書籍に対して、逆に腑に落ちるところがあった。何百万ものお金を短期間で使って客を集めよ、など、お金の感覚がかなり違うなというところもあったが、1億円を超える借金と戦っていた著者だからこその発言だったのだろう。それではやはり百万円も借金がなくて扱った事のある額が何十倍も違う、私とは見えていた景色が違ったわけである。

 私は営業ではないので、名簿の重要性を理解していなかったが、この本を読んで理解することができた。いやビジネスの肝といえるのは、顧客名簿であると。
 客を知っているかどうかは戦況を大きく変える、それはじゅうたん爆撃で無用にエネルギーを消耗するか、ピンポイントで爆撃できるかの違いであり、ハイテク兵器のようだ。

 「理詰めで金を儲ける」という著者の発言も他ではなかなか聞けない言葉で、重みがある。会計やその他資格を多数取得し、社会のありようを借金返済よりも優先し理解した著者ならではの表現だ。

 「借金にケリをつける法」に出てくる問題、その解決方法、借金苦にどう考え対応するか、これは非常に人間的であり、通常の戦い方?と言えるのではないか。この本も非常によくできて本で、きっと実際に何人もの人を救って来たに違いない。

 借りた金と利息は違う、借りた金は返すが、利息は交渉しだい、特に利息制限法などで不当に高い利息は帰ってくる可能性も高いし、正しい利息ではあっても交渉次第というところが書かれている。
 やはり取立て屋との交渉方法は、借金苦でもない私にとってもほんとに救いになると実感できるところがあり、ぜひ借金をしている人、これこから借金をする人には読んでもらいたい1冊である。

 この2冊を比較して、やはり、金森氏の飛びぬけた感は否めない。何しろ借金で首が回らないのに、各種資格を取得するために勉強を優先したというのだから、そんな肝っ玉に驚嘆するのである。

 やはり、会計知識は勉強すべきと実感。





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