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ビジネスと、健康に役立つブログです。
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
労働法のキモが2時間でわかる本 AP0049
労働法のキモが2時間でわかる本労働法のキモが2時間でわかる本
石井 孝治

日本実業出版社 2007-11-15
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 労働法のキモが2時間でわかる本

 マインドマップなし 読書時間1時間
 再読予定なし。

 労働法の就業規則周辺の事が良くわかる本である。マンガもあって、事例も物語風で、とっても読みやすいので理解しやすい。
 でも一度読んじゃって労働法がこういうふうになっている、企業はこの通り守らないといけないということを知ってしまうと、大半の人は、腹を立ててしまうのではないか?
 それは、労働法がほとんど正しく守られていないからだ。企業は労働者に1分でも多く働いてもらい、かつ、支払いは1円でも少なくしたい。そうして企業側は、労働者が無知であってほしいと考えているのである。

 日本人は、とかく組織は自分を守ってくれると考えているが、会社は労働者を守ろうとは考えていない。第一は会社が潰れないこと、次は会社の利益が最大化になるよう行動し続けているだけである。

 という意味からして、この本は労働者必読の書であり、企業幹部においては社員に見せてはいけない本でもある。

 さて、この本、性善説に立ちすぎで、物語に登場する社長が物分り良すぎである。物事がこんな簡単ならいいのだが、そうはいかない。どうやって労働法を会社守らせるのか、それは戦争であり、戦っている間、自分がいかに首にならないように立ち回るかが大事になる(笑/)。

 さて、労働法と交通規則とは決定的に違う。交通規則は守らないと事故の元となるが、労働法を守っても会社は潰れるということである。労働者の就業の機会を奪うことがあるということに無関心である。それが企業側に労働者の弱みを握らせるのだ。
 だからといって労働法が会社の倒産回避を担保することはありえないのだが。

 日常、労働法を読む機会がなければ、一読してみてはいかがだろうか。

忠義はオレンジだけ、労働者は法律を学べ読書

 
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若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 AP0048
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
城 繁幸

光文社 2006-09-15
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 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来

 マインドマップなし 読書時間1時間
 再読しなくても十分解っている。

 本書はまさに、オーバー30代の叫びだと思う。

 小生も就職氷河期をドストライクで大学を卒業し、辛苦を味わった同世代である。実体験者としてすら、この時期、まったく情けないほど残酷なことが行われていたことが、客観的な目線で、初めて知ることがなった。読書感としては、怒りで始まり、憤りがほとばしり、諦観があって、背屈ばったところから這い上がっていくところにいたった本である。この本を上の世代はもちろんのこと、超売り手市場に沸く下の世代も共感することは出来ないだろう。

 まずは、年金問題と年功序列の「悪」について。
 この2つの問題は、下の世代が増殖し続けることが前提にある、「ねずみ講」でしかない。儒教による年上を敬う、老いし者を敬うという考えを、隠れ蓑に、戦後日本に浸透した。このシステムを始めた当初、戦場で散った数多の「年上」があり、残された者達は、これからの積み立てを自分達の老後の年金以外に使われることがなかった。しかし、2008年現在、これから年金の徴収を受ける若者は、急増した老人への支払いに回される上、少子化によって自分のための年金を支払う世代がいないという2重苦が待っている。
 これは、年金だけではなく、年功序列にも言える、将来の出世のために現在の労働を提供する若い世代、しかし、将来の出世ポストは一気に減少し、ごくわずかな者しか出世できないような状況である。ということは、若いうちに労働を積み立てても将来の支払いがないということになる。

 誰がこんなシステムで楽観的になれるのか、誰がこのシステムを指示するというのか。
 そう、バカだけだ、バカだけが楽観的になれる、この指示に従う。

 だが、どうだろうか、今の若者はバカか?
 高度の教育を受けて、高い理論も読み解くヤツは多い。
 だから辛い。

 上の世代は、この若者の問題をどう考え、どう動いているのか。

 この答えも単純である。結論からいくと、引き続き若者を食い物にしている。ひとつに、新規求職を削って労務員の数を減らそうとする人件費削減の方法。この方法は若者の就職機会だけを犠牲にした方法である。筆者の言うとおり、すでに職についている労働者の既得権益が、未就職者の就職機会を削っていくのである。システムが若者に厳しい上、そこで働く人々も無知で未熟な若者には厳しい。

 仮に公務員の総数を5%削るのであれば、全ての世代から5%ずつ削っている、これが平等というものだ。しかし問題のしわ寄せは、若年者にだけ押し付けられている。

 オーバー30代の受難として、この世代は団塊ジュニア世代で数が多い。そのために受験のころから過当競争にあり、就職でも割を食った、特にトドメの就職直前のバブル崩壊。既存の労働者からみると、不作の土地に飛来したイナゴの集団だったのかもしれない。まさに哀れ・・・。

 疾風に勁草を知るということもあり、こんな世代でも当然成功者は多数いるし、優秀なヤツ、成功したヤツはたくさんいる。だがボリュームゾーンでは、不幸がいくつも生み出された。

 出来ない上司を見ながら、この本を読むと、ワナワナと震える自分がいる。早く実力を付けてひっくり返してやるぞという、思いが身を震わせるのだ。

 これはまさに世代間戦争になってもいいはずなのに、日本はどうして立ち上がる若者がいないのか。世代間闘争の難しいところは、反対側には自分の身内がいるということである。相手に立つのは自分の父親であり自分の母親である。
 やさしすぎる世代、相手を滅ぼす前に自分が傷つくことを良しとするのか。


 ・・・結局、他国の貧困に目も向けず、自分の不幸を叫ぶ、自己中心的な俺。

 しかし、叫ばなければ伝わらない!!

 この本は叫びである。
  

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