ビジネスと、健康に役立つブログです。
本から得られる3つの経験

 このブログは、ビジネス、健康、人生に役立つ本を
 紹介しています。どんな本にも3つの秘密があるばす!

 2012年、今年のテーマは、アウトプットを増やす事!
読書も大切ですが、アウトプットがあっての、インプットです!
自分から働きかけて、外に表現の場を見つけていきたいと思います。
いつもここからが、スタートですよ~!

読書
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「残業ゼロ」の仕事力 AP0050
「残業ゼロ」の仕事力「残業ゼロ」の仕事力
吉越 浩一郎

日本能率協会マネジメント 出版情報事業 2007-12-22
売り上げランキング : 552
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 「残業ゼロ」の仕事力

 マインドマップなし 読書時間1時間
 再読予定なし。

 これは、量に頼る日本社会に対する、質への転換という回答である。

 厳しい! 残業がやたらに多い日本において、残業を減らしなさいという声は、まさに福音ではある。でも本当にそれは福音なのだろうか? 筆者が目指すものは、単なる残業削減ではない。残業しないというだけでは、満足しないどころか、意味がないのだ。だから、労働者にはその意味で、ものすごいプレッシャーが掛かってくる。
 筆者の残業ゼロを実現するには、他の企業以上の結果がもとめられる。つまり、利益、成長である。筆者の冷徹なまでの徹底した残業バスターぶりには、悪魔のような恐怖すら感じてしまう、それほどの圧力があるのだ。今まで以上の仕事を求めながら時間を削減しようとすれば、従来の日本人には解決策がなくなるのでないか? 午後10時から自分の仕事をしてきたというような人、あなたならどうします?
 
 筆者が伝えたいのは、量への逃避ではなく、質への転換である。筆者は、残業しているようでは質への転換など出来ないと論破していく。時間に逃げさせないことで、逃げ場所がなくなった労働者にとことんの集中力を要求する。人間の集中力には時間的な制限がある。長時間集中することは出来ない。残業を削ることで集中力への転化が行われ、成果につながる。今の日本社会はこの逆とも言える、時間に逃げるために、集中力が低下し、質も低下、よっていい仕事ができないでいる。
 
 ワークライフバランスという意味でも、すべにおいて質への転換が必要だと気付かされた。
 家族の介護問題、家族との時間、自分の時間、人生は時間がないと何も表現できない。時間を大切にしたいなら、この本をとって是非実践してもらいたいと思う。

 決して楽できる本ではありませんけども(笑/)。

残業してる方が楽かも。でもこっちの人生が必要読書



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労働法のキモが2時間でわかる本 AP0049
労働法のキモが2時間でわかる本労働法のキモが2時間でわかる本
石井 孝治

日本実業出版社 2007-11-15
売り上げランキング : 7914
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 労働法のキモが2時間でわかる本

 マインドマップなし 読書時間1時間
 再読予定なし。

 労働法の就業規則周辺の事が良くわかる本である。マンガもあって、事例も物語風で、とっても読みやすいので理解しやすい。
 でも一度読んじゃって労働法がこういうふうになっている、企業はこの通り守らないといけないということを知ってしまうと、大半の人は、腹を立ててしまうのではないか?
 それは、労働法がほとんど正しく守られていないからだ。企業は労働者に1分でも多く働いてもらい、かつ、支払いは1円でも少なくしたい。そうして企業側は、労働者が無知であってほしいと考えているのである。

 日本人は、とかく組織は自分を守ってくれると考えているが、会社は労働者を守ろうとは考えていない。第一は会社が潰れないこと、次は会社の利益が最大化になるよう行動し続けているだけである。

 という意味からして、この本は労働者必読の書であり、企業幹部においては社員に見せてはいけない本でもある。

 さて、この本、性善説に立ちすぎで、物語に登場する社長が物分り良すぎである。物事がこんな簡単ならいいのだが、そうはいかない。どうやって労働法を会社守らせるのか、それは戦争であり、戦っている間、自分がいかに首にならないように立ち回るかが大事になる(笑/)。

 さて、労働法と交通規則とは決定的に違う。交通規則は守らないと事故の元となるが、労働法を守っても会社は潰れるということである。労働者の就業の機会を奪うことがあるということに無関心である。それが企業側に労働者の弱みを握らせるのだ。
 だからといって労働法が会社の倒産回避を担保することはありえないのだが。

 日常、労働法を読む機会がなければ、一読してみてはいかがだろうか。

忠義はオレンジだけ、労働者は法律を学べ読書

 
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 AP0048
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
城 繁幸

光文社 2006-09-15
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 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来

 マインドマップなし 読書時間1時間
 再読しなくても十分解っている。

 本書はまさに、オーバー30代の叫びだと思う。

 小生も就職氷河期をドストライクで大学を卒業し、辛苦を味わった同世代である。実体験者としてすら、この時期、まったく情けないほど残酷なことが行われていたことが、客観的な目線で、初めて知ることがなった。読書感としては、怒りで始まり、憤りがほとばしり、諦観があって、背屈ばったところから這い上がっていくところにいたった本である。この本を上の世代はもちろんのこと、超売り手市場に沸く下の世代も共感することは出来ないだろう。

 まずは、年金問題と年功序列の「悪」について。
 この2つの問題は、下の世代が増殖し続けることが前提にある、「ねずみ講」でしかない。儒教による年上を敬う、老いし者を敬うという考えを、隠れ蓑に、戦後日本に浸透した。このシステムを始めた当初、戦場で散った数多の「年上」があり、残された者達は、これからの積み立てを自分達の老後の年金以外に使われることがなかった。しかし、2008年現在、これから年金の徴収を受ける若者は、急増した老人への支払いに回される上、少子化によって自分のための年金を支払う世代がいないという2重苦が待っている。
 これは、年金だけではなく、年功序列にも言える、将来の出世のために現在の労働を提供する若い世代、しかし、将来の出世ポストは一気に減少し、ごくわずかな者しか出世できないような状況である。ということは、若いうちに労働を積み立てても将来の支払いがないということになる。

 誰がこんなシステムで楽観的になれるのか、誰がこのシステムを指示するというのか。
 そう、バカだけだ、バカだけが楽観的になれる、この指示に従う。

 だが、どうだろうか、今の若者はバカか?
 高度の教育を受けて、高い理論も読み解くヤツは多い。
 だから辛い。

 上の世代は、この若者の問題をどう考え、どう動いているのか。

 この答えも単純である。結論からいくと、引き続き若者を食い物にしている。ひとつに、新規求職を削って労務員の数を減らそうとする人件費削減の方法。この方法は若者の就職機会だけを犠牲にした方法である。筆者の言うとおり、すでに職についている労働者の既得権益が、未就職者の就職機会を削っていくのである。システムが若者に厳しい上、そこで働く人々も無知で未熟な若者には厳しい。

 仮に公務員の総数を5%削るのであれば、全ての世代から5%ずつ削っている、これが平等というものだ。しかし問題のしわ寄せは、若年者にだけ押し付けられている。

 オーバー30代の受難として、この世代は団塊ジュニア世代で数が多い。そのために受験のころから過当競争にあり、就職でも割を食った、特にトドメの就職直前のバブル崩壊。既存の労働者からみると、不作の土地に飛来したイナゴの集団だったのかもしれない。まさに哀れ・・・。

 疾風に勁草を知るということもあり、こんな世代でも当然成功者は多数いるし、優秀なヤツ、成功したヤツはたくさんいる。だがボリュームゾーンでは、不幸がいくつも生み出された。

 出来ない上司を見ながら、この本を読むと、ワナワナと震える自分がいる。早く実力を付けてひっくり返してやるぞという、思いが身を震わせるのだ。

 これはまさに世代間戦争になってもいいはずなのに、日本はどうして立ち上がる若者がいないのか。世代間闘争の難しいところは、反対側には自分の身内がいるということである。相手に立つのは自分の父親であり自分の母親である。
 やさしすぎる世代、相手を滅ぼす前に自分が傷つくことを良しとするのか。


 ・・・結局、他国の貧困に目も向けず、自分の不幸を叫ぶ、自己中心的な俺。

 しかし、叫ばなければ伝わらない!!

 この本は叫びである。
  

 レジスタンスの始まり読書


ブランド人になれ AP0047
トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))
Tom Peters 仁平 和夫

阪急コミュニケーションズ 2000-03
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 トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!

 マインドマップなし、 読書時間1時間
 再読予定 なし

 これぞ、自己啓発という一冊です(笑/)。こういうのも時には読まないといけませんよ~。心のエンジンに火を灯す、熱い熱い一冊です。

 で、自己啓発って何だ? って人いませんか? 自己啓発ってのは、自分の眠れる力を引き出してくれる一冊ですね。時に栄養ドリンクを飲んで、今日は一日がんばるぞって時、ありません? そう、眠れる力を引き出してくれますよね栄養ドリンクは! 自己啓発本もおんなじです。 冷めた日常に、はじけるパワーをもたらすのが、自己啓発本なわけですよ。特に、この「ブランド人・・・」は、非常にエナジーサイクルが絶好調です!
 さて、この本、実は不覚にも2冊も買っちゃいました(泣;>;)。一冊家にあれば十分なのに!

 トムピータースはアメリカでは火着役として(放火魔ではなく)、有名な自己啓発コンサルタントですが、そういわれるだけあって、読後は非常にテンションあがります。かなり上げ上げです! ブランド人になって、一発勝負じゃ~! と叫びたくなるわけです、こんな私でも!

 本書はサラリーマンをターゲットにした自己啓発になってます。題名どおりですがなにか(泣;>;)。サラリーマンは特に会社のカラーに埋没してしまいがちですが、今の時代、会社はすぐに潰れます。リーマンも潰れましたし。だからこそ、生き残るために、いや、生き残るという消極的理由ではなく、ますます発展し、世界制覇を為すために(笑/)、個人個人がブランド力を持つべきなのです! 間違いなく!

 仕事に流されるのではなく、自分を戦略的にパッケージして、その戦略にそって自分を創り変えていき、先手先手で高く売り込んでいく。この外見的というよりも客目線で売り込んでいくことは、あんまり考えなかったので、この手があったか!という、思いがしますよ、絶対です。
 
 もちろん、戦術的な手助けもあるので、詳細は読んでくださいね。

 自分をプロデュースしたい人は、必見ですぞ。(最後はなんだかアキバ系なにおいがする・・・(泣;>;)。)

 ザ・自己啓発!読書





人は「話し方」で9割変わる AP0046
人は「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス―アステ新書)人は「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス―アステ新書)
福田 健

経済界 2006-01
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 人は「話し方」で9割変わる

 マインドマップなし 読書時間1時間
 再読予定 あり

 人前でなかなか話が出来ない、面白い話が出来ない、相手が自分の話を聞いてない・・・、そんな悩みを感じたことはないですか? 私はいつもです(泣;>;)。

 何が悪いか気になりません? 話せない人が気にしているポイントを見事に指摘し、アドバスしてくれるのが本書です。何が話せない人のポイントかって?

 まずは、話題。何を話せばいいんだ? これですよね~、話せない理由の第一。でも筆者は簡単な方法を提示してくれましたよ(笑/)。ところで、皆さん、話題と言えば、いくつ思いつきますか? ここでいきなり年収の話なんてプライベートの話聞きたいとかはNGです。

 たちつてと、なかにはいれ

 これですよ、これ! これこそ私の救世主です!!

 た・・・食べ物、飲み物、旅の話のこと
 ち・・・地名、変わった地名で互いの共通点を探る
 つ・・・通勤、通学的な話
 て・・・天候、農耕民族にはこれからです。いい天気ですか?
 と・・・富、つまり景気、経済の事
 な・・・名前、出身地の話に広がるかも
 か・・・体、健康、ダイエット関係が気になりますが
 に・・・ニュースねトピックスですよ
 は・・・はやりもの、流行のことですね
 い・・・異性、男女の話(同姓同士で話すならグー)
 れ・・・レジャー、余暇や遊びのこと

 こんなけあれば、一つぐらい引っ張れるという気がします。

 でも、話題だけでは、相手は話を聞いてくれませんよ。やはり大切なのは、アイコンタクト。相手の気持ちをぐっとひきつけるために、しっかり相手の目を見ないと信用されませんから。

 そして止めが、否定語使わず、嘘も方便で、相手をのせてあげること。つまり、良い聞き手になる作戦です。相槌から始まって、質問をイエスノーの回答にならないようにする。広げていく質問形式ですね。場の空気感を変えていきましょう。

 一度に全部達成することは、私にはできませんので、とりあえず出来るところから取り入れて、後日再読して、足りないところを再度修復していくようにこの本を使っていきたいですね。

 ベストセラーにしては、的を得た良書でした。



話し方で、聞き手の受け止め方が3割くらいは変わると思います、あると思います!!読書




聞かせる技術 AP0045
聞かせる技術聞かせる技術
山口 義行

河出書房新社 2008-05
売り上げランキング : 8722
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 聞かせる技術

 マインドマップあり 読書時間1.5時間
 最読予定 あり

 集中力がなくなったという現代の若者600人を相手に、静かに聞かせる筆者の腕前に驚愕して、読書を開始。達人ワザの妙技をいくつか紹介いただいて、感服しました! という読了感です。聞かせることは、何ですか? どう思いますか? つまりそれは、「考えさせること」という筆者に、まず、はっとさせられました。確かに! 自分が聞き入ってしまう話は、いつも考えさせられてましたよ。そうそう。自分はこう思う、いやいや~それは、違うだろ的な感じです。

 筆者はこうも言ってます。「主体的とは批判的」。なるほど。最近の若いやつは主体性がない!なんていう人もいますが、それは、長い教育期間を経て、反発することを禁止し続けた結果ということですね。学生に意見を求めてこなかった大人の失敗なわけです。若者よ、年長者を否定しよう!(ここで煽って意味があるのか?)

 聞かせる技術ポイント3は、半径1メートルの話をすること。抽象的な話をしても、聞いてるほうは意味が解りません。まずは皆が身近に感じられる話をすること。そうすれば、話し手と聞き手の距離はグッと縮まります。「損か得か」というポイントもしっかり抑えておきましょうね。身近な話でつかみが出来てから、論理的で抽象的な話も聞いてもらえるというもの。

 ブログを書き始めてから、かなり立ちますが、いつもいきなり抽象的な話をしてきたので、反省です。まずは身近な話から曳きつけていく目線で書いて見ようと思った、グッと感じる一冊でした。

 

 もっと話聞いては、NGです。でも話手側の本にはどうして、聞く力の方が大事という台詞が多いのでしょう?読書
 

声美人・歌上手になる奇跡のボイストレーニング AP0044
声美人・歌上手になる奇跡のボイストレーニングBOOK―効果てきめん 世界が認めた『YUBAメソッド』声美人・歌上手になる奇跡のボイストレーニングBOOK―効果てきめん 世界が認めた『YUBAメソッド』
弓場 徹

主婦の友社 2004-04-01
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 声美人・歌上手になる奇跡のボイストレーニング

 マインドマップなし、読書時間30分
 再読み込み予定 なし

 ええ声~~♪

 を、手に入れるために読み出した本ですが、中々どうして、効果ありますよ~。
 まだ、そんなにCDを聞いて何回も練習してませんけども。

 裏声と表声の感じが良くつかめますし、練習もゼンゼン簡単です。ひたすら練習していけば、喉の筋肉が強化されるのは間違いないですね。いや~、ホント実感ありますから。数回でもね。

 本はページ数が少ないので、要点はCDを聞いて、まねするだけです。

 私の場合は、人前で歌を歌うというのが苦手という障害も残ってますけども。


早く歌の歌える人間になりた~い♪読書






アイ・アム・レジェンド  AP0043
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5)アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5)
尾之上浩司

早川書房 2007-11-08
売り上げランキング : 41688
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アイ・アム・レジェンド

 マインドマップなし、読書時間1時間
 再読み込み予定 なし

 
 ウィルスミスが主演した映画の原作本。

 原作本だけど、? というか ! である。

 というのも映画と原作本のストーリーが違うんですね。
 原作は1954年の作品で、時代背景がまったく違います。これは現代風にアレンジしてくれた映画の方が面白い。問題なのは、結末です。ネタバレしますけど、、レジェンドである意味が180度異なるのには、驚きです(汗)。

 ストーリーは、ある日人類に襲い掛かった新種のウィルス。ほとんどの人が感染して死亡、ほんのごくわずかな人がウィルスに感染しないんだけど、感染してゾンビ化した人が何%かいて、その人達に食べられ、ほぼ人類滅亡。そんな終末危機に対して、ニューヨークに一人だけ生き残ったウィルスミスがウィルス退治にがんばるという話。

 映画版でも結末は2種類あり、その1は映画での完結の通り、ウィルスミスが犠牲的な死を迎えるものの、世界で悲惨な結末を迎えたウィルスを退治する血清をもたらして、旧人類に明るい未来をもたらす。レジェンド=救世主。あえて、ココでは旧人類といいます。

 映画版の結末、その2は、DVD購入者のみが見ることができる、ウィルスミスが死なないパターン。当初この結末で発表される予定でしたが、今一評価が悪かったので、興業的な目的で、その1バージョンで上映になったようです。物語の結論は、血清をもたらした女性の感染者を取り返しに来た、別の感染者と戦うも劣勢に立たされるウィルスミス。彼女を引き渡すことで、自らの死も免れるという結末。
 う~ん、このパターンでは、今一ウィルスミスも弱っちい感じがして、感動もありません。でも、こんな感じのエンディングになったのには、理由があります。それが、原作バージョンです。


 原作バージョンでは、時代背景が古いので、ウィルス感染者は、吸血鬼扱いになっておりニンニクを恐れるというところがまず非科学的で古いです(それはそれで面白い)。でもゾンビ的な感染者という意味では同じです。
 何が違うかというとやっぱりその結末ですねー。
 主人公のネヴィル(作品の主人公の名前)は、襲ってくる低脳吸血鬼を、まさに、憂さ晴らしでバサバサ殺してます。吸血鬼もかなりヘタレで、昼間は寝てるだけで、すぐにやられます。映画と同じなのは、ネヴィルしか生き残っていないところ。でもこっちのネヴィルは科学があまり得意ではありません。
 そんな彼の元に一人の女性が現れます。日に当っても死なない、きっとネヴィル同様ウィルスに対して抵抗力のある生き残りと考えたネヴィルは彼女を捕まえて、話を聞きます。
 けれど彼女はウィルス感染者!
 彼女の置手紙には、ウィルス感染者は無知な者から、さらに変異し新たな知能を獲得、日に当っても昼間でも活動できる新たな人類として進化し、集団を形成していることが判明します。
 ですが、吸血鬼に近いこの種族は、ネヴィルを恐れ、殺したいと考えているとのこと。そりゃそうでしょう。見境なく、吸血鬼を殺してますから。でもやさしいこの女性は、ネヴィルに、すぐに逃げるように伝えます。
 しかし、ネヴィルは、この種族が襲ってきても逃げませんでした。彼は話し合えば解ると考えたのです。ですが、残念ながら、この種族は、彼の死を望んでいました。
 死刑台にひきづられる最中、ネヴィルは気付くのです、普通、標準といったものは、多数・大勢という概念を指す言葉であり、今や自分こそが人類ではなく、人類から外れた異常な殺人者であるということを! なんたる不幸! 彼は人類最後の人間として、そして新たな種族のスタートとして、伝説となったわけです・・・。

 これはまさに、死と再生を繰り返す命の物語という、奥深しいものだったんですね~、映画とはまったく違う、ホラーの古典と呼ばれるだけあってすばらしい原作です。

 映画版は結局、ヒーローモノに落ち着いちゃいましたけど、原作版は一つ考えさせられるものがあるだけ、上の作品です。

 ということで、こっちがホントのレジェンドよ、ということをお伝えしておきます。
 
私は諦めないレジェンド読書

最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか AP0042
最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
高橋 健次

草思社 2006-10-19
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 最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか

 マインドマップあり。読書時間4時間
 再読み込み 予定なし。

 非常に興味深い一冊である。
 不謹慎な言い方ではあるが、面白いのである。マシンフロンティアと呼ばれる、巨大な機械設備や船、原子炉といった高度な科学技術の結晶が、あまりにもおろかな行動によって、一瞬にして崩壊していく様、そして、後日談として崩壊した原因が究明されていく様、筆者によって謎解きがなされ、我々は真犯人を知ることとなるのだから。
 まさにこれは、殺人事件を扱った科学ミステリーであり、火曜洋画劇場にも匹敵する、ハラハラ感満載の一冊であるのだ。だが、このミステリーは、一瞬にして、我が身にも降りかかる災いとして受け止めなければならなくなる。そう問題起こしたシステムのほとんどが、実際我々の生活の一部をなしているのだから。そして、死者達は、我々自身でもあり、当事者意識を一瞬でも思い馳せる事ができれば、恐怖以外の何者でもない。

 こういったまさに大量殺戮兵器と化した壊れたマシーンは、近代科学の時代になって大きな被害を生み出すようになっている。百人単位から、千人単位、時に一万人単位へと拡大している、同様に損失額も巨額にのぼる。
 中央集権型のコントロールルームを持つことで、些細な操作で大きな管理・コントロールを行うシステムが、反対に、些細なミスを増幅させ、氾濫させ、制御不能に落とし入れる、悪魔のシステムとなってしまう。

 そういった事実を見事に伝える一冊である。スリーマイルアイランドの原発事故、チャレンジャー号事故、チェルノブイリ原発事故など有名どころに加えて、奇跡の生還を果たした1972年のDC-10の事故など、諦めずに戦った勇者達の物語としても、すばらしい事実の数々が堪能できる。

 我々は、失敗によって死んでいった人達の結末を、一種覚めた生者として眺め、さらに生き残るために、同じミスを起こさない新たなシステムを構築する。その覚めた感覚が、無残に死んでいった者への弔いではないか。死んだ者達すら利用する、この浅ましさこそ、命を大切することのようでもある。
 だが、その事がシステムをさらに巨大にし、ますます物事が人間で解決できないような事象に更に肥大していくような感覚すらあるだが・・・。

 ここ数日に起こっている世界同時金融危機も、その巨大化したシステムの崩壊を見ているようで、システムの有難さ以上に、巨大システムの制御の困難さを目の当たりにした面持ちである。

 品質管理をしているような人には、必読の書として、紹介しておきたい一冊である。
 

人の失敗をみて、我がふり直せ読書


こんな僕でも社長になれた AP0041
こんな僕でも社長になれたこんな僕でも社長になれた
家入 一真

ワニブックス 2007-02
売り上げランキング : 18083
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 こんな僕でも社長になれた

 マインドマップなし、読書時間1時間

 
ペパポの社長が語った!読書


 格安レンタルサーバー、ロリポップを運営するペーパーボーイカンパニーの社長、家入社長の自叙伝を読みましたよ。

 個人的に言ってすごく親近感があったので、長らく気になっていたのですが、ようやくの読了です。さて、ロリポップという、ある意味新しいデザインをレンタルサーバー界に持ち込み、破格の安さで多くのユーザーを取り込んだ同社。かく言う私もサーバーをお借りしていますので、とっても身近に感じます。当時の本社が福岡にあったそうで、私も一時期福岡にいたので、たぶん福岡の町できっとニアミス?していたんじゃないかなと、ホント、他人事ではありません。

 そんなニアミスしていただけに、彼が社長になって、私は会社員となっているその差は何?という、妬みやっかみという感情もおりまぜながら、感想を述べていきたいところです。

 さて、本書の題名になってもいる、「こんな僕でも」と「社長になれた」というところ。本書が伝えたいところは、過去の自分と現在の自分のコントラストが焦点になっているのかと思います。

 まず、「こんな僕でも」について。たしかにとても貧乏な感じは伝わりました。でもどうでしょうか? そこを書くなら、リリーフランキーさんの本を無視できません。同じ福岡でもありますし、リリーさんの本との貧乏合戦が必要だったとと思いますね。リリーさんの本を読んでいない人にとってはそれはそれで衝撃の貧乏暮らしではありますが、家入さんの貧乏は泣きは少ない反面、笑いに転化している明るさがありました。ここはコントラストが目的ですから、リリーさんを上回る悲惨な感じが必要だったのではという感じはします。
 また、貧乏だけではなく、ひきこもりという問題も抱えいた点は、いかにも現代的で、比較的共感を感じることは出来ました。

 さて、コントラストとして貧乏の反対側にある「社長になれた」の部分ですが、比較的記述が少ないように思います。どれだけ金持ちになったか、なぜ社長の方が良いのか。時間的な束縛など不利益はないのか、家入さんの考えがほしかったところです。
 東京で社長になりあがった話では、藤田 晋氏の「渋谷ではたらく社長の告白」の通り、しちゃょう行の記述が明確なものがあり、社長の生活を一部を垣間見るという経験では、こちらの方がよくわかります。

 家入氏がこの本を読んだ読者に何を伝えたかったのか?

 コントラストが少ない状況で、僕でも社長になれたから、あなたも社長になりなよということであれば、この書は良い本とはいえないのではないでしょうか?

 私が感じるに、会社を興して社長になって、会社をドンドン発展することが出来た理由というのは、主人公が貧乏だったからではありません。

 では何か? 

 それは、文句を言いながらでも発注し続けた客がいたことではないでしょうか?
 レンタルサーバーの業界の事は良く知りませんが、破格の安さ、設定の容易さ、デザインなどで、圧倒な優位性を持ちえたことで、客が列を成して待ってくれたことが、会社が出来、発展できた原因ではないでしょうか?

 家入氏の技術力はわかりませんので、本当は格別の技術があったのかもしれません。結局のところは、客がついたというところが最大にして唯一の原因と考えるなら、起業を語る書物では、なぜ客を捕まえることが出来たのかというところを戦略的な視点で語らなければ、ギャンブルで、たまたま、成功したという結果になってしまいます。

 きっとたまたまではない力が家入さんには備わっていたことと思いますが、それは何だったのか。
 先見の明なのか。人をひきつける魅力なのか。あるいは別のなにかか。残念ながら家入さんの記述がなかったように感じます。
 読者として、その能力を持たざる者がまねする事は可能なのか。そういったところが読み取れず、読んだ私としては、得るものがありません。

 しかし、唯一つ。感じたこと。

 それは成功する起業家という者は、戦略なんか考えず、猪突猛進、悩むことなく、前進するのみなのかも知れません。

 きっとそうなのでしょう。

 彼が成功して、私が成功しない理由。それは、悩むことなく、挑戦したかどうか。

 という事を学んだ一冊でした。



悩んでいる暇なんかない。そんなことが成功をもたらす。読書



「脳力」をのばす! 快適睡眠術 AP0040
「脳力」をのばす!快適睡眠術 (PHP新書)「脳力」をのばす!快適睡眠術 (PHP新書)
吉田 たかよし

PHP研究所 2006-05
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 「脳力」をのばす! 快適睡眠術

 マインドマップなし、読書時間1時間
 高速リーディングあり。

 読書


 睡眠本としては、楽しく読めた。他の本との違いは、睡眠薬の話のくだりかな。あとは、早朝に目覚めすぎる場合は、うつ病の疑いありといいうこと? かな。

 やはり睡眠本としては、今のところ、「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) 」が一番かな。

 快眠できたと感じるまで、読み漁らないといけない分野ですな。


 読書



憲法の力 AP0039
憲法の力 (集英社新書 399A)憲法の力 (集英社新書 399A)
伊藤 真

集英社 2007-07
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 憲法の力
 
 マインドマップなし、読書時間1時間
 高速リーディングあり。

論点が明確である、筆者の力読書


 日本国憲法とは何か?

 こんなことを疑問に思ったこともなかった。それは、共同社会における根本理念であり、共通ルールをつ司るもの、そんな風に考えていたが、まったく誤解でしかなったことに、驚き、一つ学んだことである。憲法とは、時の執政者を縛るためのものである、ということである。

 過去においては、武力が正義であり憲法であったが、武力以外の一族が権力を持ち、時に幕府、王家、時の権力者の正当性をまとめたものであったところが、近代国家なって主権が国民に移ったときに、憲法は、国民から、権力の委託を受けた執政者を規制するものであるとの位置づけが明確になったのである。

 では、共同社会の共通ルールは? それは法律である。法律をもって共通ルールを持つように国民を規制する。憲法は、法律の親玉ではない。このことが理解できない状況で、国民に憲法改憲の国民投票をゆだねるのは、暴挙である。
 今の国民に、考える力、考えるベースとなる知識、将来のビジョンは、ない。
 その国民にゆだねて、憲法を変えようという執政者の言葉は、悪意以外の何者でもないのだろう。

 筆者は、改憲による、憲法九条の2、軍隊の所有と行使を永久に認めないとする法律を変えてしまうことは、危険であるとする。
 まったくその通りだと思う。

 まずは、勉強すること、他者と議論する場所を持つこと。そこから始めなければならないのだ。

 そして、まさに世界の非常識であるこの、憲法9条の2をどうするのか。国民の考えを聞いてみたいのだ。

 さて、一点だけこの本に不満があるとすれば、たとえ話がちゃちいのだ。非力の小生をもっても反論できるような、安易さ。それでは、この憲法は守れませんよ。
 

でも、完全脱帽読書




雑談力 AP0038
雑談力―誰とでも無理なく話せる (アスカビジネス)雑談力―誰とでも無理なく話せる (アスカビジネス)
東京メンタルヘルスアカデミーフレンドスペース

明日香出版社 2003-11
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雑談力

 マインドマップなし、読書時間1時間
 高速リーディングあり。

 雑談の話題にもならないのだけれど読書


 雑談力を手に取った理由は、会話のなくなった沈黙が恐かったからだ。
 私は、目的のない会話は苦手で、「ラポール」を構築するのも得意とは言えない。

 沈黙を恐れるな。本書の言葉に、はっとさせられた。

 結局のところ、沈黙を恐れるということは、自分の心の弱さとの戦いであり、そのことを克服しなければ意味がないのだ。前に向かって挑戦すること。
 そしてねラポールを構築したいということを、心から思って実行できるかどうかである。とどのつまり自分との戦いである。

 さて、本書であるが、どうだろうか。話が苦手と思っている人に対しては、少しアバウトではないか。まとまりがないので、この本をして、話上手、雑談上手になれというのは、酷である。話題が不足しているわけだから、話題の作り方、話の聞かせ方といったテクニックにもっていってほしかった。この内容については、別に本に期待したい。


 雑談力という目的のなさが、この本を構成している読書





3時間で「専門家」になる私の方法 AP0037
3時間で「専門家」になる私の方法3時間で「専門家」になる私の方法
佐々木 俊尚

PHP研究所 2007-09-11
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 3時間で「専門家」になる私の方法

 マインドマップなし、読書時間1時間
 高速リーディングあり。

 本の題名に対して、不満の残る書籍であった。読書


 私よりも一回り以上、上の世代のジャーナリストなので、もっとガチガチの方法論かと思っていたが、ちゃんとネットを使い込んでる感はあったし、内容もホントに読みやすいし、精神論もないし、さすがは最前線のジャーナリストと思うところが多々あった。

 短時間で情報を収集して、まとめて、素人に説明し、将来の展望を伝えていかなければならない職業だがら、その方法はしっかり学んで損はない。

 ネットを使った、という前提。
 他の方法を使わない、という前提。
 ジャーナリストとしての距離感をもった専門家、という前提。

 が、この本の根底にある。

 つまり、「専門家」という考え方が、私とは根本的に違う。
 私が考える専門家とは何か。
 実務家である=実務経験がある。好き嫌いに基づく偏った考え方が明確で、なおかつ、自分の嫌う方法についても十分に知識がある。将来こうあるべきだ論よりも、実務を愛している。
 ということだと考える。
 
 ジャーナリストが考える「専門家」ということは、こんな範囲かという「クオリア」を感じながら、読んだ。私としては、今まで「はてブ」を使ったこともなかったし、2ちゃんねるとも距離を置いてきたので、その接点を得るきっかけを得ることができた。日経テレコン21(有料)サイトを使った情報収集の方法も知ることはできた。

 だが、これで専門家になれるというのは、おこがましい。
  
 著者もはっきり言っているが、関係者へのインタービューが抜けいてるし、取り組むための時間もない。ジャーナリストとしても、その情報からどう文章に構築していくのかということもない。著者がいうマトリックスの構築は、真新しくはないし、マトリックスを構築することではなく、マトリックスにどの項目を取り上げればよいかの考え方を提示してほしいことである。

 本の題名に対して、不満の残る書籍であった。

 3時間で知ったかできる方法でしょ読書




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